2015.07.21 [ 地域振興局 ]
長谷小学校の木育授業
その生きている木が、どうやって学校の机の天板に変化したのか、山から工場までの加工の工程を写真で追って見ていただきました。
木は伐り倒されたことが悲しいのではなくて、むしろ、伐られずに放置されて使われず死んでいく方がもっと悲しい。木材となって、これから、みんなと一緒に勉強したり、遊んだりできて、幸せなんだよ。だから、より長く学校にいられるように、次の後輩も使えるように、大切に使ってね、とお願いしました。
すると、みんなからは、「は~い!」と元気なお返事が!思わず、嬉し涙がこぼれます。
みんなで、木の机が生きて、森にいたときの様子を想像したり、お家の中のいろんな木製品のことや、木の小物を作った体験とか、大工さんや木工作を趣味にされている親戚の方のお話などをフリートークして、木育授業は終わりました。
なんだか、いろいろメニューを考えた割には、最後のフリートークが一番、みんなキラキラと輝いて楽しい雰囲気でしたが、子どもたちは、知らなかった木のことがわかって嬉しいとか、木を大切にしたいと言ってくれて、もう、何も言うことはありません!
賢くて、明るくて、素直な長谷小学校の4年生のみんなと一緒に授業ができて楽しかったよ!
大人になっても、長谷の森をいつまでも大切にしてね!
上伊那地方事務所 林務課からのレポートでした。
※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h27.html
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