2014.01.24 [ 地域振興局 ]
新春 消防出初式が行なわれました
皆さんこんにちは 上伊那消防協会のR子です。
毎年恒例の出初式(でぞめしき)が、各市町村で1月12日と19日の日曜日に、消防団員や職員などにより開催されました。
[伊那市消防団]
地域住民の皆さんが見守る中、消防活動への熱い思いを胸に堂々の行進です。
[駒ケ根市消防団]
仙丈ケ岳を背景に消防団員・消防車両などが一堂に会した勇壮な分列行進です。
沿道には勇姿を見るために御家族も詰めかけました。
[伊那文化会館大ホール]
地域安全の誓いを新たに、厳粛な式典です。
[駒ケ根市文化会館]
功労者の皆さんへの表彰も行われました。
〈メモ〉
出初式の起源は、江戸時代の大火(明歴の大火)後に、焼け野原からの復興を盛り上げるために「火消」、今で言う消防団が上野東照宮で行ったのが始まりだそうです。
後に、大名火消によっても行われるようになり、派手な装束と勇壮な活躍で加賀鳶の梯子乗りが衆目を集め、次第に儀式化していったようです。
[辰野町の梯子乗り]
型は 「両大の字」(りょうだいのじ)
辰野町の梯子乗りは第7分団が後任の育成と日々の練習を重ね毎年演じられています。
上伊那地域の「出初式」については、伊那市立図書館の資料から明治27年(1894年)消防組規則が制定された年の8月に伊那村(今の伊那市)で行われています。
真夏の出初式は想像もつきませんが、長い歳月を経て今の形で行われるようになったようです。
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