2016.07.05 [ 歴史・祭・暮らし ]
~伊那県~
こんにちは。上伊那地域魅力発掘探検隊ZTです。
私は現在、長野県職員として伊那合同庁舎で勤務していますが、
その昔「伊那県」があったのを皆さんご存知でしょうか?
『長野県上伊那誌』に、
明治元年に伊那県ができ、
飯島の陣屋を県庁としたことが記されています。
(ちなみに高遠県も明治4年の約4か月間存在していました。)
伊那県は明治4年筑摩県に属することになり、廃されました。
筑摩県庁は松本城に置かれたとのことです。
世の流れ次第では、自分の勤務場所も飯島陣屋や松本城だったかもしれないですね。
さて、せっかくなので飯島陣屋(飯島町歴史民俗資料館)を訪れてみます。
ここの資料館は、展示物を手に取ることができるし、写真を撮ることもできるんですね!
スタッフの方が、展示物について詳しく説明をしてくれました。(ありがとうございました!)
まずはこれ、ソロバンです。でかい!
よく見ると現代のソロバンと微妙に違っているんです。おわかりでしょうか?
ここは公事場。先に見える庭が、時代劇でおなじみ、お白洲です。
もめごとの仲裁など軽事件のお裁きがされていたとのことです。
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