2016.03.31 [ 歴史・祭・暮らし ]
春霞の余白に 【井月さんのこころ160】
亮善院栄興泰運居士 詠
鈍に生き幾坂越えた空の果て夢をこころに燃え尽きるまで 泰運
お彼岸や父在(ま)せし彼の文を読む 青巒
任期中、奥地保安林保全緊急対策事業により駒沢川上流にはダムに代わって谷止め工6基が完成しました。中・下流域の流路整備も進められています。
我が任期は満了しますが、まだ工事は続きます。
箒目の少しは見へて別れ霜 井月
日の目に解けて此の実萬両 朴翆
御礼のことば
県職員として37年。地元の上伊那には通算で7年。『二つのアルプスに抱かれて 紡ぐ 文化と産業 息づく いのちとくらし』をビジョンに掲げ、多くの皆さんに支えられながら、職場の皆さんとも縁あって一緒に仕事をさせていただくことができ、楽しい思い出をたくさん残し、ここを最後の勤務地として卒業できることをこの上なく有難く思い、感謝申し上げます。
鶯の重荷おろせし初音かな 井月
盲亀浮木にいま継ぎし息 朴翆
鶯や一刻千金そのはつ音 青巒
写真:三河國一之宮砥鹿神社(とがじんじゃ)「さざれ石」
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