2014.11.18 [ 伊那建設事務所 ]
今日は土木の日です。上伊那地域の土木遺産を紹介します。
今日は、土木の日です。
何故、今日が土木の日か、土木という漢字を思い浮かべて、想像してみてください。
「土」を分解して十一。「木」を分解して、十八。
それで、11月18日が土木の日になりました。
詳細については、土木学会のこちらのホームページをご覧ください。
建設事務所の職員は、日々、県民の皆さんの幸せのために、「確かな暮らしが営まれる美しい信州を目指して」、職務に邁進しています。
なお、県内各地には土木遺産と呼ばれるものがいくつかあります。土木遺産とは、現存する明治時代から昭和の初期につくられた生活基盤施設のことで、先人の偉大な発想と技術や知恵に基づき造られ、私たちの生活に大いに役立って来ました。歴史的に国土や地域に貢献し、我々共有の財産と位置づけられています。
今回は伊那建設事務所に関係のある土木遺産を紹介させていただきます。
一つは、辰野町羽場にある北の沢のめがね橋です。
北の沢川の谷を、最短ルートで渡ることができるように造られた、石積み橋台と煉瓦アーチからなる橋で、明治22年に完成しました。
橋の上流側と下流側でデザインが異なる魅力的な橋です。
下流側の方が、地域の人に見えやすいため、美観的な要素が加味されています。
もう一つは、天竜川に架かる中川村の坂戸橋です。
明治36年当初は吊橋で、昭和8年には優美な鉄筋コンクリートアーチ橋として完成しました。
建設当時、鉄筋コンクリートアーチ橋としては、我が国最大のスパンでした。
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