平成27年4月9日に不法投棄監視連絡員の委嘱式が開催されました。

不法投棄監視連絡員は、廃棄物の不法投棄の早期発見と未然防止を目的に平成12年度から設けられ、長野県全体で100人、上伊那地方では11人の方が委嘱されています。

不法投棄監視連絡員の業務は、週1回程度、人目のつきにくい山林や河川敷などをパトロールし、不法投棄を発見した場合には、市町村や県に通報していただきます。

委嘱式では、欠席の2人を除く9人の方に青木地方事務所長から委嘱状が交付されました。

青木所長からは「早期発見、早期対応が被害の拡大防止や未然防止につながる。不法投棄を起こしにくい環境づくりのためには、関係機関、住民の皆様と連携した取り組みが必要である。」と不法投棄の根絶に向けて協力を呼びかけました。

また、委嘱式後には、研修会を開催し、業務等に関する理解を深めていただきました。

上伊那地方の廃棄物の不法投棄は、平成17年度の527件と平成20年度の524件をピークに減少傾向にありますが、平成26年2月現在で223件と前年度末より36件増加しています。

上伊那地方事務所では、不法投棄監視連絡監視員の情報を活用し、市町村等関係機関と協力しながら不法投棄の早期発見や未然防止に努めてまいります。

また、不法投棄を発見した場合には、地方事務所環境課又は市町村の生活環境担当課までご連絡いただくようお願いします。