い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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【ACE】もしもの時の「健康に食べる」を考える

こんにちは!伊那保健福祉事務所 わいわい母さんです。

当所では12月20日、健康ボランティアの食生活改善推進員(愛称:食改さん、ヘルスメイト)の皆さんの資質向上を目指した研修会「第2回きらめきゼミナール」を開催しました。

第1回では、健康づくりの県民運動「信州ACE(エース)プロジェクト」重点テーマの「健康に食べる」ための工夫を話し合った皆さん。

第2回となるこの日は、「災害や停電などの非常時にも『健康に食べる』にはどうしたらよいか」について学ぶため、飯田短期大学生活科学学科 准教授 髙木一代先生に、講演&調理実習「もしもの時に備える~パッククッキング体験~」をお願いしました。

災害時に発生する「食と栄養の問題」はたくさんありますが、ライフラインや物流の停止した状態で通常の食事が食べられず、栄養バランスが偏った状態が長く続くと、「下痢・便秘・口内炎などの体調不良」「免疫力が下がり感染症にかかりやすくなる」「血圧や血糖値が悪くなり、持病が悪化する」など、さまざまな健康上のリスク発生が考えられます。何より冷たい食事ばかりでは食欲も落ちてしまいますね。そんな時に知っておくと役に立つのが「パッククッキング」。食材を耐熱性のポリ袋に入れて湯煎する調理法で、カセットコンロと大きな鍋、耐熱性のポリ袋があれば、少しの水で温かい食事を作ることができます。

↓まずは卵焼きに挑戦!材料は、卵、ハム、チーズ。調味料はいりません。

↓材料を全て袋に入れて、袋の上からよくもんで混ぜます。

↓袋の中の空気を抜き、上部を縛って、湯煎します。蓋をして20分加熱。鍋にお皿を敷いているのは、鍋底の熱で袋が溶けないようにするため。

↓卵焼きと同時進行で、別の袋に蒸しパンの材料を入れて混ぜています。

↓加熱時間が終了!出来上がりました。蒸しパンや卵焼き、おかゆが同時に完成しています。

 

↓出来上がった卵焼きを、袋の上からスケッパーで切り分けます。水がなく洗い物が難しい時の、食品衛生の配慮です。

↓あっという間に5品作ることができました!

栄養バランスのよい食事のポイントは「主食・主菜・副菜」を揃えて食べること!

●主食:おかゆ(袋に入れる材料は、お米、水 だけ)

●主食&主菜:味ごはん(お米、水、焼き鳥缶 だけ)

●主菜(肉・魚・卵・大豆製品のおかず):卵焼き(卵、チーズ、ハム だけ)

●副菜(野菜のおかず):ミネストローネ(トマト缶、ハム、パウチパックの豆水煮 だけ)

●おやつ:蒸しパン(ホットケーキミックス、豆腐、甘納豆 だけ)

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