2014.06.18 [ 食・農・旅 ]
『上伊那農業の底力』 地域農業を支える偉大な功労者【その2】
桃澤さんは昭和40年代前半に、伊那市ますみヶ丘において、乳牛8頭より
酪農を始められ現在、乳牛約70頭まで規模拡大されています。
桃澤さんの農場前では飼料作物の優良品種を試作中!
桃澤さんの酪農経営における最大の特徴は、伊那市西部地区の広大な
農地を活用したトウモロコシ等のエサづくりです。
周辺の酪農家で「ますみヶ丘フォルト組合」を設立し、北海道並みの大型
飼料生産用機械によるエサづくり共同化は、上伊那の酪農業発展に大い
に貢献されました。
大型機械による飼料用トウモロコシの収穫作業
農事組合法人田原は、平成23年度からの3ケ年かけ、地域と一緒になって
17haもの、耕作放棄地を農地として再生したのが最大の特徴で、再生後の
農地を同法人が一括借り上げ、麦や白ネギを栽培し、出荷調整施設を整備
等し、地元住民に安定した雇用を創出するなど地域農業の発展に大きく
貢されました。
田原地区上段にある再生前の荒廃農地
田原地区上段の再生後の農地(ネギの作付最中)
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