じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小林業振興会主催の視察研修で山梨・東京方面に行って来ました

上田地域振興局林務課のKKです。

1月20日(月)、21日に、上小林業振興会主催の視察研修が行われ、上田地域振興局林務課からも参加しました。

上小林業振興会は、上田市、東御市、長和町、青木村及び信州上小森林組合を会員とし、緑の募金委員会、上小森林認証協議会の事務局も担っている団体で、毎年、県や市町村の行政関係者、林業事業体、材木業を営む企業などを集い、時宜にかなった先進地を選んで視察研修を行っています。

今年度は、山梨、東京方面に1泊2日で出かけました。

1日目は、昨年、山梨県身延町で操業を開始した合板工場を見学しました。同社の千葉県木更津工場では構造用LVL(単板積層材:木材の単板を繊維方向を揃えて積層、接着した木質材料)の材料の主力を国産カラマツに切り換えてから地域の原木を加工し、地域の建物に使う「地産地消」の取組を進めています。今回視察した山梨工場は、関東圏で初めて国産材を100%使って合板を製造する工場で、24時間稼働で年間最大12万立方メートルの原木から6万8千立方メートルの合板を製造する能力があり、従業員も地元採用者がほとんど(40名のうち38名)だそうです。

先方からは、質の良い東信カラマツを大量に継続的に買いたいとの意向があり、これから主伐・再造林を進める必要のある当方としても、WinWinの関係になることが期待されます。

工場の外観です。

土場(どば:木材の集積場所)です。これでは全然足りないそうです。

工場の中の写真は、撮影禁止ということで、ありません。ご了承ください。

 

2日目は、一昨年、東京都江東区に開校した義務教育学校(いわゆる小中一貫校)の区立有明西学園にお邪魔しました。同校は、5階建ての校舎の構造や内装に国産材をふんだんに使用した木の学校で、上田地域の齋藤木材工業(株)が製造した耐火集成材を使用している縁で、昨年、同校、長和町、江東区、長野県の4者による「有明西学園ふるさとの森づくり推進協定」が結ばれ、同年5月には第1回の体験学習も長和町内で行われました。

学園の遠景です。

校内の様子は、以下のとおりです。

図書室、ランチルームは以下のとおりです。

 

アポを取っての視察は、以上の2か所で、以下の施設は、外から見て回りました。

 

 

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