じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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地球環境の変化を解き明かそう「みんなで温暖化ウォッチ~セミのぬけがらを探せ!2019~」

こんにちは。環境課のAです。

8月8日(木曜日)に長野県環境保全研究所主催で「セミのぬけがらを探せ!2019」が開催されました。これは、信州環境カレッジにも登録された自然ふれあい講座で、毎年実施されています。(今年で8回目)

募集記事:「みんなで温暖化ウオッチ~セミのぬけがらを探せ!~8月8日に上田市染屋の森で実施します!

会場は染屋城跡近くにある染屋の森です。


上田合同庁舎からほど近い場所に森があることに驚きます。

今年度は、例年に比べて多くの小学生と保護者の方が参加しました。

高いところにあるセミのぬけがらをとるために、虫取り網を使っていました。

最高気温が35℃近くになる暑さの中集めたぬけがらは、どのような特徴をもっているでしょうか。その分類を上田市中央公民館に移動して行いました。


上田市中央公民館の会場には、セミの標本が置かれていて、小学生は身を乗り出して観察していました。


ぬけがらを見て、どのようにセミの種類を分類するのでしょうか。長野県環境保全研究所の栗林さんが写真を使って参加者に説明しました。ぬけがらが透明か否か、触覚がどのようか、大きさ、泥の有無などを見て分類するそうです。特に触覚の判断がこまやかで難しそうでしたが、みなさん虫眼鏡を使って真剣に観察して手早く分類していました!!


▲「ミンミン」ゼミ

今年度見つかったセミのぬけがらは65個で、400個以上見つかった昨年度と比べて大幅減でした。また、昨年度はミンミンゼミのぬけがらが圧倒的だったのに対し、今年はアブラゼミやニイニイゼミのぬけがらも20個以上見つかるなど、ミンミンゼミの割合が減ったのも特徴でした。今年は梅雨が長かったから?それとも地球温暖化??見つかるぬけがらは、同じ長野県内でも飯田市や長野市などと上田市の結果は大きく異なるそうです。各地域の特性や天候が結果に表れるのは面白いですね。ぬけがらの特徴は、毎年同じ時期に同じ場所で調査を行うことで解き明かすことができるそうです。来年以降はどうなるのでしょうか。身近なものから環境変化を考えるという、夏休みの自由研究にぴったりの講座です。興味がある方は来年も同講座が開催されたらご参加ください!!

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