こんにちは。

上田農業農村支援センターのりんちょです。

年の瀬が迫り、今年も残りわずかですね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか？

さて、ニュースや新聞で「牛乳の消費拡大」という文字を見た方は多いと思います。

なぜこんなにも話題になっているのかというと・・・。

牛乳は例年、寒さとともに消費量が減少します。

消費量の１割を占める学校給食用牛乳の供給がストップすることから、年末年始は余ってしまう牛乳が増えることになります。

新型コロナウィルス感染拡大の影響により低下してしまった、牛乳や乳製品の需要が回復していないこともあり、例年以上に処理不可能な牛乳の発生が心配されているのです。

”それなら、搾乳をお休みすればいいんじゃないの？”と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、乳牛たちは搾乳をせずにお乳がパンパンのままでいると、乳房炎などの病気になってしまうのです。

そのため搾乳をお休みするわけにはいかず、処理しきれない牛乳はやむなく廃棄することに・・・。

ということで！

年末年始に牛乳を飲みませんか？

牛乳は冬季に乳脂肪分等の割合が高くなり、濃厚な味わいになります。

≪おすすめ≫

・ホットミルクにシナモンや黒糖、はちみつを加えてアレンジ！

・グラタンやシチュー、ミルク鍋など食事に牛乳を取り入れる！

・プリンやチーズケーキなどお菓子作りに挑戦！

ご家族でゆっくり過ごす時間が多くなる年末年始の食卓に、牛乳を使った一品を加えてみてはいかがでしょうか。

※牛乳や乳製品にアレルギーをお持ちの方は、くれぐれも無理はしないでくださいね。