北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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地域に飛びだす!シブガキ応援隊

 柿が色づく前の9月、高校生は事前に授業でツキノワグマについて
学びました。
 講師は県クマ対策員 濱口 あかりさん。
 クマの生態、人里に出没する理由と被害対策、出会ったときの対処法を
教えてもらいました。
 また、クマの毛皮や頭蓋骨や糞、クマが食べたクリを見せてくれました。

10月23日は、地域に飛び出しての柿採り。
秋晴れの中、木島平村和栗地区で、柿を収穫していきます。

お寺の樹高が高い柿は、高所作業車を活用。
高所作業車は初体験の生徒たちでしたが、慣れてくるとリズミカルにハサミを動かしていました。

民家のそばの柿は、果樹用のハシゴを使っての作業。
かなりの高さがあるハシゴですが、日頃の授業の成果でしょうか。
こちらも手際よく柿を落としています。
2時間ほどで、収穫は終了。

この柿を、この後どうするかというと…。
シブガキ応援隊は、「干柿」に変身させるのです!

干柿つくりの段取りは、翌日24日に行いました。
会場は飯山市常盤地区にある「常岩の里 ながみね」に移動。

先生は、中野市で干柿生産をしている武田 亜紀さん。
先生の話しを聞いて、いざ干柿つくりに挑戦!!

高校生とながみねの利用者さんが、息を合わせて、
くるくる皮むき。
渋柿でなければ、食べたくなる位、おいしそうな柿です。


 むいた柿は、きれいな色を保つため、まとめて硫黄でくん蒸します。

 30分間、くん蒸したら、柿をつるしていきます。

 1時間ほどで、見事なオレンジ色のすだれができました。

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