環境課Sです。
北信地域では最近、ツキノワグマ出没警報が発令されました。長野県内でもツキノワグマの出没件数がトップクラスであるこの地域では、特に警戒が必要です。ツキノワグマとの遭遇を避けるためには、正しい知識と対策が欠かせません。ここでは、ツキノワグマについての理解を深めるための情報源や対策方法をご紹介します。
まず、Kiyoさんが運営するYouTubeチャンネル「Kiyo 〜野生ニホンザルを追いかけて〜」は、国立自然公園である志賀高原や「雑魚川」エリアにおける、ニホンザルやツキノワグマに関する貴重な映像も数多く含まれています。
【KiyoさんのYouTubeチャンネルリンク】
Kiyoさんの動画では、ツキノワグマの行動や生活環境について学ぶことができます。
例えば、「【ツキノワグマ 】☆ クマ鈴の音とクマの反応 ☆ ~ 志賀高原 ~」という動画では、クマ鈴の音と嫌がって逃げていくクマの反応の様子を見ることができます。Kiyoさんの動画説明によると、逃げるか襲ってくるかは個体の性格によって違うそうです。
【ツキノワグマ 】☆ クマ鈴の音とクマの反応 ☆ ~ 志賀高原 ~
他にも「【ツキノワグマ 】☆ 道路で観光客の車を待つクマ ☆ ~ 志賀高原 ~」の動画では、観光客からのエサを貰い慣れてしまったクマが、道路で観光客の車を待つ様子を見られます。ドライブ中にクマを見かけてもエサはやらないようにしましょう。
【ツキノワグマ 】☆ 道路で観光客の車を待つクマ ☆ ~ 志賀高原 ~
続いて紹介するのは、NPO法人信州ツキノワグマ研究会です。こちらの研究会では、ツキノワグマの生態や遭遇時の対策について詳細なハンドブックを作成し、啓発活動を行っています。このハンドブックは、クマとの安全な共存に役立つ情報源です。
研究会では、大人版とこども版の「信州ツキノワグマハンドブック」を発行しており、ツキノワグマの生態や食べ物、クマによる人里利用、クマと出会わないコツやクマに出会ったときの対策等をわかりやすく紹介しています。
ツキノワグマについて楽しく学べる学習教材として「信州版ツキノワグマかるた」も作っており、研究会の学習講座や長野県内の博物館などで活用される予定とのことです。
また、信州ツキノワグマ研究会のFacebookを見ていたところ、盛岡市動物公園でツキノワグマのシリアスボードゲーム「クマと僕らの物語」を開発している情報が掲載されていました。
県外でもクマの問題が課題になっており、様々な取り組みがされています。このゲームを通じて、クマの生態や対策について楽しく学ぶことができそうですね。
北信地域の自然を楽しむためには、ツキノワグマに関する知識を深め、万全の対策を講じることが大切です。Kiyoさんの動画や信州ツキノワグマ研究会のホームページ等を参考にして、安全に自然を満喫しましょう!
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