2022.05.09 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
居里谷湿原 & 鷹狩山周辺 を散策してきました!(前編)
【ザゼンソウ】
その近くにはザゼンソウ(座禅草)もありました!
赤褐色のような色をした仏炎苞(ぶつえんほう)には、ブツブツした何かが包まれています。
【ザゼンソウ拡大】
(湿地に入ってはいけないので頑張って最大まで拡大しています。画像荒かったらごめんなさい💦)
調べてみると、ブツブツの一つひとつが花だそうです。
しかもこのザゼンソウという植物、花の部分が20℃程度にまで発熱し、春先には周囲の雪を溶かして顔を出している姿を見ることもできるのだとか。とても興味深い植物です。
また、他のブログを見ていると、木祖村の菅大平温水ため池(あやめ池)でも見れるそうですよ↓
https://blog.nagano-ken.jp/kiso/nature/19228.html
しばらく湿地の奥まで歩いていくと、鳥の鳴き声が響き渡ってきました!
この湿地は山に囲まれているため、鳥の鳴き声にエコーが掛かって聞こえます。
ウグイス、シジュウカラ、アオジなどなど、多くの種類の鳥が鳴いていたため、セッションを聞いている気分でしばらく耳を澄ませました。
コースを一周してくると湧水もあります。
【居谷里一番水】
ひんやりと冷たい湧水です。まだこの時期は寒いのですが、夏には気持ち良い水場となります。
居里谷湿原は豊かな動植物に恵まれ、のんびりと歩くことができますよ~。
ただ、前日の天候によってはぬかるんでいる場所もあり、また熊がでることもあります。
歩きやすい靴、熊鈴などの対策をしっかりとして、涼やかな湿原の散策を楽しんでくださいね!
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