こんにちは、大町保健福祉事務所福祉課です。
11月４日（月）まで大町市総合福祉センターで「ザワメキアート展2024　ネイチャー　イン　アウト」が開催されているのを御存じですか。
「北アルプス国際芸術祭2024」のコンセプトである「水・木・土・空」に呼応したテーマで展示しているとのこと。
身近で見られるまたとないチャンスを逃さぬよう、障がいのある方が生み出す個性的でな魅力が満載の作品展を楽しんできました。

大町市総合福祉センター２階の突き当りの大会議室が展示場で入場無料です。
水曜日が休室なので気を付けてください。

会場に入ると４つのコンセプトに分かれて16名の作家さんの作品が展示されています。
作品の全てを紹介したいところですが、今回は個人的に自宅に飾りたいなと思った作品を選んで幾つか紹介します。

月内さんの作品は、ボールペンの細い線が何層にも重なっている部分と残された余白が美しい

上條さんは、コバルトブルー以外のアクリル絵の具を使わない
絵の具を含ませた筆を渡されると一気に筆をキャンバスに走らせる

保科さんは折った紙を左手に持ち、右手に持ったペンで曲線や色で埋めていく
折られた紙の集まりは、時空の異なる宇宙空間を旅するようだ

街中でも「ザワメキ・キャラバンin大町」開催中！
ここは本通り、アールデコ調の八角形望楼が有名な松葉屋ゲストハウス向かい側にある通り土間を使ったメイン展示会場です。
大町は古い建物が多く残されていて、街歩きにお勧めの素敵な街です。通り土間に入ってみましょう。

Mr.Dさんの作品はレプリカのレコードとジャケット
曲を聴いた時の気持ちをイメージして絵にした

矢島さんは、何かを見たときにふと思い出したものを絵にする
紫色を見ると思い出すなどきっかけはたくさんある

昭和レトロのアーケード街「大町名店街」など、街中には心揺すぶられ不思議な感覚を覚える作品が展示されていますので、北アルプス国際芸術祭と合わせて是非お楽しみください。
最後に、パワーあふれる表現者である芸術家を、毎年発掘してくださる長野県障がい者芸術文化活動支援センターに感謝します。