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【北アルプス国際芸術祭2024 作品・アーティスト紹介編】㉕やまのえまつり〈コタケマン〉㉖種の民話〈蠣崎誓〉

こんにちは!県税事務所のN2です。

北アルプス国際芸術祭が11月4日まで、大町市内各所で開催中です。
ふるさと創造館ラーバン中綱を会場とする2作品、 ㉕「やまのえまつり」㉖「種の民話-たねのみんわ―」を紹介します。
㉕「やまのえまつり」は、3回行われた大勢で大きな絵を描くイベントの集大成。
泥を投げたり裸足で歩いたりして染め上げた白い大きな布をつなぎ合わせて長さ35mの布にし、そこに野外で地上絵を描いたとのこと。
広い会場を覆って余りあるスケールの作品に仕上がっています。地上絵の制作風景を記録した映像や使用した道具なども展示されています。

絵を描くという本来孤独な行為を大勢で、全身を使って行うことで場所と行為に色をつけ、新しい「まつり」を創り出す。
そうした試みの過程を垣間見られる作品になっています。

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㉖「種の民話-たねのみんわ―」は、食から見えてくる人々の暮らしを、小さな種から広がる視点で表現する作品です。大町の食にまつわるエピソードや民話、自然などをテーマに、種や実、葉などの小さな素材を絵具代わりにしたコラージュ風の絵画になっています。
ライチョウ、山並み、雪の結晶、塩の道…カラフルでかわいらしいデザインが六角形の平面に詰め込まれています。地域の人たちから集められた種籾、花豆、白樺の樹皮など、使われた素材は250種類以上!
120年に1度咲くという黒竹の花も使われているそうです。使用された種は展示終了後、自然に返されるとのこと。
命をつなぎ、やがて土へと還る。生態系の循環を凝縮したかのような食文化に焦点を当てた力作になっています。

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会場のふるさと創造館ラーバン中綱では、芸術祭公式カフェ&レストラン「YAMANBA」が期間限定で営業しています。
郷土食が盛り込まれた松花堂弁当(要予約)を、民話の語りとともに楽しめます。
カフェは予約不要。
↓↓詳細はこちら↓↓

【北アルプス国際芸術祭2024 食レポ編】芸術祭公式カフェ&レストラン「YAMANBA」で初秋のお献立を堪能!


北アルプス国際芸術祭2024
💧開催中!⛰🌲
会期:2024年9月13日㊎~11月4日㊊
※会期中水曜定休
詳しくは北アルプス国際芸術祭ホームページをご覧ください。
https://shinano-omachi.jp/


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