2017.02.02 [ その他 ]
大北地域の農業振興を考えるための視察研修会を行いました!【前編】
1月23日(月)、大北地区農業振興推進協議会(会長 [長野県議会議員] 宮澤 敏文)主催により、「大北地域のこれからの農業の発展方向を考える」ため、上田市・東御市方面へ先進地の視察研修会を開催しました。
今回の、視察研修会には、会長の宮澤敏文長野県議会議員を始め、農業者、市町村議会議員、市町村農業委員、市町村職員、JA職員、地方事務所・農業改良普及センター職員の総勢38名が参加しました。
最初に、上田市武石(旧武石村)の「株式会社 信州せいしゅん村」を視察しました。
信州せいしゅん村は、都市農村交流を積極的に取り組んでいる会社です。
(信州せいしゅん村の活動内容の説明)
(株式会社 信州せいしゅん村 代表の小林一郎様)
信州せいしゅん村は、稲刈り体験やりんご狩り体験のようなイベント的な収穫農業体験の交流事業を行っている団体ではありません。
農村地域のありのままの暮らしを活かし、農村・農家の普段の暮らしを体験してもらう日帰り農村生活体験「ほっとステイ」により365日の都市・農村交流に積極的に取り組んでいます。
この「ほっとステイ」は、農村と観光を繋ぐ日帰り農村生活体験のビジネスモデルとして学習旅行等を企画し、旅行会社や宿泊施設と連携した事業を実施しています。
参加者は、国内の学生はもとよりアジア地域などの海外の学生まで及んでおり10年間でおよそ6万人の実績となっています。特に、海外からは冬季に訪れる学生が多いとのことです。
信州せいしゅん村のモットーは、これからの中山間地の農村は、「来てもらうことで成り立つサービス提供型農村になろう!」です。
農村生活体験は、農村・農業の非日常でなく、日常のありのままの生活を体験してもらうのが大切だという言葉が心に残りました。
旧武石村内を案内してもらった際に立ち寄った川です。
ここの川はきれいで水量も多くはないので、夏になると子供達が川遊びをする場所だそうです。
さらに、某携帯電話会社のCMの撮影にも使われたということです。
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