2017.01.17 [ その他 ]
【地域を活性化する情報化とは?】地域情報化研修会に参加しました
北安曇地方事務所地域政策課大町市駐在のОです。
1月12日(木)に大町市役所で開催された北アルプス連携自立圏の地域情報化研修会に参加しました。
講師は、平成21年まで11年間、ヤフー株式会社において、Yahoo!知恵袋や検索ランキングなどの企画・設計・運用に携わってこられた岡本 真さんで、現在はアカデミック・リソース・ガイド株式会社の代表として、「学問を生かす社会へ」をビジョンに掲げ、産官学が連携した情報化の支援などに取り組まれております。
岡本さんには、地域を活性化する情報化とは何かについて、約2時間パワーポイントなど具体的な事例を踏まえ、ご説明いただきました。
デジタルアーカイブでは、「せとうちデジタルフォトマップ」を事例に、まちの普段の暮らしぶりや街並みが分かる写真を撮りため、これを生活の場としての地域の魅力を打ち出すことや、万が一震災や大火などで街並みが失われた場合その再生の貴重な資料となることをお話しいただきました。
また、「南房総フォトバンク」の事例は、写真の利用について申請を不要として、旅行会社の旅行商品構築の後押しをして、競合する菜の花目当ての観光客を集める話など、どれも新鮮で業務に生かせるものでした。
他にWikipedia Town、クラウドファンディング、包括的な有料データベース導入など、この地域においても導入でき、地域の活性化となるヒントをいただきました。
出席者からはこれらの情報化について業務に生かしたい、または導入を検討したいなどの感想が聞かれ、業務に直結した研修会でした。
次回は、実際のアクションへつなげられるようワークショップ形式で1月18日(水)に研修を予定しています。参加を希望される方は、17日(火)までに大町市企画財政課広域連携担当(0261-22-0420)あて御連絡ください。
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