2016.12.15 [ その他 ]
「白馬村の百年後を考えるシンポジウム」に参加して
北安曇地方事務所のKです。
12月4日、「百馬力」主催の「白馬村の百年後を考えるシンポジウム」が開催されました。約400人が参加した当日の様子を紹介します。
ヤフー株式会社代表取締社長の宮坂学さんの基調講演で始まりました。宮坂さんは、白馬に住居(2地域居住)を持つほどの白馬村ファンであり、白馬村とヤフー株式会社とは、村の活性化に向けた連携協定を結んでいます。
宮坂さんは、講演の中で、「白馬村の百年後を考えるに当たっては理念を持つこと。白馬村には「村民憲章」という共通の理念が既にあること。理念を共有し、その理念を達成するためには、具体的に事業と組織を考えていくことが必要であること」を強調されました。しごく当然の言葉ではありましたが、9,000人に及ぶヤフーの従業員を率いる宮坂さんの言葉だけに重く、日頃忘れがちな「理念」や「使命」について、改めて考えさせた時間でした。
続いて、パネルディシカッションです。
第一部は、景観・自然保護「持続可能な“魅せる”まちづくり」
第二部は、教育「多様な交流で磨くグローバルな人づくり」
第三部は、観光「世界と戦える国際山岳観光地づくり」
多彩なパネラーがそろい、それぞれの経験から、百年後の白馬村へのヒントを来場者に投げかけたかと思います。これから、どう育て、百年後の白馬村へとつなげていくかが、私たちに問われます。
このシンポジウムで放映された「映像」は、秀逸でした。白馬村を愛し、「白馬を好きです。」と胸を張って言える多くの方のメッセージと白馬の四季折々の映像が心を打ちます。是非、ご覧いただければと思います。「百馬力」のフェイスブック(https://www.facebook.com/100bariki/)でご覧いただけます。
このシンポジウムを企画し、設営したのは、白馬村に住む若い方々です。地域振興に携わる一人として、こうした若い人たちが企画する事業を応援していきたいという思いを強くしたシンポジウムでした。
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