2016.12.08 [ その他 ]
信州自然講座が大町市で開催されました
環境課自然保護担当です。
平成28年12月5日(土)の午後、120名の皆様のご参加をいただき、「平成28年度信州自然講座「生物多様性宝庫、北アルプス北部の今とこれから」」が、大町市「サンアルプス大町」で開催されました。
ロビーには、岩小屋沢岳に設置されたカメラに映った、ニホンジカやイノシシの写真の展示、大北地域におけるニホンジカの行動範囲を示した展示、定点カメラによる年別の山の雪解け時期の比較の写真展示などがあり、講師と熱心な見学者とのやり取りが交わされていました。
【自然講座】
最初に、北アルプス北部は、地質や気象条件などにより、県内で絶滅のおそれの高い植物が最も集中して分布している地域―絶滅危惧植物のホットスポット―の一つであることが紹介されました。
今回の自然講座のテーマは、こうした特性から取り上げられたとのことです。
テーマに沿って、次の5つの講演が行われました。
演題
1 後立山連峰の成り立ち
講師 環境保全研究所 自然環境部 富樫 均 氏
2 信州の生物多様性ホットスポット!-白馬連山の高山植物-
講師 環境保全研究所 自然環境部 尾関 雅章 氏
3 北アルプスの雪は将来どうなるのか?
講師 環境保全研究所 自然環境部 浜田 崇 氏
4 北アルプスに迫るニホンジカ~シカの登山ルートを探る~
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