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地熱資源の有効活用についての第2回学習会を開催しました

環境課自然エネルギー担当です。

平成28年12月13日(火)の午後、約50名の参加をいただき、「平成28年度大町地域地熱発電理解促進事業」第2回学習会が開催されました。

会場

まず、大分ベンチャーキャピタル株式会社 投資事業部サブマネージャーの二宮剛様から、「大分における小規模地熱発電及び熱水活用の現状」と題してご講演をいただきました。
「おんせん県おおいた」においては、高い地熱ポテンシャルに注目して、既存温泉井を利用した小規模地熱発電事業の計画がたくさんあり、その企業支援を目的として、平成25年4月に「おおいた自然エネルギーファンド」が組成されたとのことです。

 

ファンドでは、第1ステップである簡易な資源量調査から支援を行い、第2ステップである詳細調査を経て、第3ステップの設備設計、設置の投資まで一貫して支援を行う体制となっており、具体的な投資事例を教えていただきました。

 

また、温泉熱発電事業の導入にあたっては発電施設には目が行くが、事業化のポイントとしては、適切な事前調査を行い、温泉資源量・成分、冷却水の確保、系統連系、周辺環境への配慮、許認可手続き関係などにも目を配る必要があることを教えていただきました。

講演1

続いて、鳴子まちづくり株式会社 専務取締役 吉田惇一様から、「鳴子温泉における熱水活用事例」と題してご講演をいただきました。

 

宮城県大崎市の北西部に位置する鳴子温泉地域は、豊富な湯量と多彩な泉質に恵まれた歴史ある温泉で、369本もの源泉があるとのことです。

 

鳴子まちづくり会社は、平成21年度に温泉熱を活用するためのビジョンを作成し、豊富な温泉熱を利用し、環境対策や、地域の活性化を目指しているとのことです。

 

また、温泉熱を利用した食材乾燥小屋でトマトやショウガ等の野菜や果物をドライ加工したり、それを利用した商品開発を行っていることを紹介していただきました。
このほか、温泉熱活用メタン発酵システムを導入し、地域から出る生ごみを発酵させ、バイオガスをエネルギー源として活用しているとのことです。

講演2

参加した方からは、具体的な熱水活用の事例を聞くことができ参考となったなどの感想をいただきました。

 

この学習会は、経済産業省の補助事業である「地熱開発理解促進関連事業支援補助金」を活用し、大町地域における地熱発電等に対する理解を深めるための学習会を開催してきたものです。
平成26年度、平成27年度と事業を進めており、引き続き、平成28年度は、地域の皆様の理解を更に深めるか事業を行い、また、事業化に向けた概略設計を進めることとしております。

 

全体構想では、温泉熱発電ばかりでなく、熱水を活用した温室ハウスの設置などを構想するものであり、構想が実現した場合は、地域の振興につながるものとして期待されています。

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