い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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収穫の秋に 【井月さんのこころ136】

井月さんのこころ シリーズ その136

 今週の一枚は「松茸」です。

DSC_2653   松茸や薪拾ひの狐福  井月

 この句は、2013年9月28日 松茸香る頃【井月さんのこころ28】に登場しました。

   酒蒸しの松茸香る至福かな  青巒

 

 7日(水)農地整備課の収穫祭、14日(水)農政部現地機関の収穫祭。お招きに預かり、秋の味覚を存分に味わうことができました。

 圧巻は、松茸づくしのフルコース。煮て、焼いて、蒸して、天麩羅や松茸酒までも、堪能しました。ごちそうさまでした。

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 松茸の生産量については、一昨年の記事(遡回その29)で紹介しましたが、県内生産量は、一昨年、昨年、今年と3年連続して安定した作柄になったようです。今年の生産量は未だ出ませんが、直近のデータは表のとおりです。

 長野県の全国シェアはこのところトップで平均すれば5割を超えており、平成25年産の上伊那の県内シェアは諏訪と並んで29%(8.4トン)でトップでした。

2013年10月5日 秋の深まり感ずるように【井月さんのこころ29】

 上伊那は全国一の松茸産地です。単位:トン、%

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 9日(金)は、第33回上伊那郡市育樹祭が南箕輪村大芝高原で開催されました。

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 天候にも恵まれ、みどりの少年団をはじめ関係団体の皆さんの御協力により、すばらしい育樹祭になりました。主催者を代表しての開会挨拶は以下のとおりです。

 本日は、素晴らしい木々に囲まれたこの大芝高原において、南箕輪村・上伊那山林協会・上伊那森林組合並びに上伊那地方事務所の共催によりまして「上伊那郡市育樹祭」を開催いたしましたところ、御来賓の皆様をはじめ、管内から大勢の皆様のご出席を賜り、盛大に挙行できますことを厚くお礼申し上げます。

 森林は、水や空気を育み、多様な生物を育て、洪水や山崩れを防ぎ、木材を供給する場となり、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収し、固定する役割も担うなど、様々な役割を果たして私達の生活を支えています。

 かつての森林は、私達の生活に密着していました。人々は地元の木材で家を建て、薪や炭を燃料とし、山菜やきのこなど、豊かな森の恵みを活用しながら森林を育んできました。

 しかし、私達のライフスタイルが変化し、森林との関わりが少なくなり、また、木材価格の低迷などで、この大切な森林の維持管理を担ってきた農山村において、過疎化や高齢化が進み、間伐等の手入れ不足による森林の機能低下が危ぶまれており、地域にとって欠かせない森林をいかに健全な状態で次の世代へと継承していくかが課題となっています。

 今年も台風による災害が全国各地で発生し、茨城県常総市の堤防決壊による大規模な浸水被害のニュースなど、記憶に新しいところであります。

 テレビに映し出される生々しい洪水や山地崩壊等の様子を見るにつけ、災害に強い健全な森林整備が必要であると思い知らされます。

 このような社会情勢の中、手入れの遅れた身近な里山の間伐を目的に、平成20年度から県民の皆様から「長野県森林づくり県民税」をいただき、整備を進め、着実な成果を上げております。

 一方、本県の森林資源は着実に充実しつつあり、切捨て間伐から、可能な限り利用する「搬出間伐の時代」を迎えております。

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