諏訪を体感!よいてこしょ!! 諏訪地方の新鮮な話題を 私たち職員がお届けします。

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岡谷市川岸地区 山火事跡地の今

林務課のTです。

どうも、もう一人のTです。

二人合わせてT&Tです。

朝晩は涼しく過ごしやすい季節になりました。でも、日中はまだ暑い日がありますね、ちさんマン。

「暑いいいいいいいいいいいい!燃えるように暑いぜ!がははは!」

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さて、「暑い」「燃える」といえば『炎』。大きな炎といえば山火事ですよね。最近では、2年半前の3月31日に岡谷市川岸で発生した山火事(林野火災)がありました。

「ちょっとちょっと!話の展開、強引じゃない!? そういうの、嫌いじゃないけど。。。」

平成27年3月31日に岡谷市川岸地区で林野火災が発生し、2日後の4月2日にようやく鎮火しました。消火には延べ1,935人と航空機27機が投じられ、一時247世帯に避難準備情報が発令されました。結果的に5箇所に飛び火し、アカマツ林を中心に約45ha(ヘクタール)の森林が被害に遭いました。

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「「45haの森林」って急に言われても、大きさがイメージできないよ。。。」

そうですね~、45haというのは、例えると畳を約271,700枚並べた広さです。他で例えると、テニスコート約1,725面の広さです。

「いやいや、全然分からねーよ! 一生懸命計算した努力は認めてやるけど。。。」

では、バチカン市国1個分です。

「なるほどね!・・・って、それも分からねーし! 分かりやすく説明する気ないだろ。。。」

東京ドーム約9.6個分です。

「こんなやり取りで文字数稼いでんじゃねーよ!! で、山火事跡地はどうなったの?」

被害にあった森林のうち、斜面が急で土砂流出の恐れがあったり、過去に災害が発生した箇所は、防災を意識した森林づくりということで、長野県が実施する「治山事業」により森林再生を進めています。具体的には、被害にあって枯れてしまった木を伐採し、伐採木は斜面の下へ転がっていかないように集積するという内容で、平成28年度は約3.5ha、平成29年度は約8.7ha、合わせて12.2haの面積を実施しています。

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「ふむふむ。12.2haというと、バチカン市国0.28個分だな・・・」

ちさんマン、分かりにくい面積の例え方にはまってるし・・・。

え~それから、治山事業以外では、森林所有者などから成る「新倉山復旧協議会」を設立し、被害発生場所ごとの復旧方法を話し合ったり、地域住民の合意形成を図りながら、森林経営計画(※)を策定して造林事業による被害木の伐採・搬出も進めています。

(※)森林経営計画:「森林所有者」又は「森林の経営の委託を受けた者」が、自らが森林の経営を行う一体的なまとまりのある森林を対象として、森林の施業及び保護について作成する5年を1期とする計画。

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「造林事業では被害木を搬出して、資源の有効活用を図ってるんだな。搬出するってことは、道路が無いと難しいよね。」

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