こんにちは。林務課のM.Oです。
今日は私自身が熊に遭遇したときの話をします。
というか、遭遇したときは
それが熊だとは思っていなかったのですが…。
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【エピソード3 歌に乗せる】
若葉がそよ風にきらめく
さわやかな5月の出来事です。
滋賀県にある標高600m余りの山に、
私は山岳部出身の
「山の師匠」と共に出かけました。
ただ、その日はいつもの稜線コースではなく、
訪れる人も稀な沢沿いのコースを選びました。
日本庭園のように美しく、
かつ静かな山行が楽しめるからです。
しかし私は登り始めから
妙に体が重くて調子が出ず、
師匠のペースに追いつけませんでした。
歩き始めて10分以上経ったころ、
遠くから微かに
「ウワァ!」というような声が聞こえました。
私は
「師匠が何か合図をしているんだろう」
と思いましたが、
しばらく行くと右前方の繁みの中から
「ウ~~~」という野太いうなり声が
聞こえてきたのです。
「野犬かな。何だか嫌だな」
そう思って私は急ぎ足になりました。
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