2014.01.10 [ しあわせ信州創造プラン ]
「しあわせ信州創造プラン」のご紹介 (VOL. 9)
今回は、「健やかな暮らしと人づくりプロジェクト」の
アクション「保健・医療・福祉の充実」についてご紹介します。
(地域医療をともに考えるシンポジウム)
去る12月15日(日)に諏訪市文化センターにおいて、「地域医療をともに考えるシンポジウム」(主催:長野県、共催:長野県医師会)が開催され多くの方が参加されました。
このシンポジウムは、勤務医の過重労働や恒常的な医師の絶対数の不足と地域・診療科による偏在等、現代の医療が抱える様々な問題を医療関係者と住民、行政が問題の背景や実態を捉え、それぞれの立場を超えてともに考え、一体となって地域医療を守り支えていくという意識の高揚を図るため、平成20年度から県内各地で開催されており今回で7回目の開催となりました。
今回、第1部では、島根県 隠岐広域連合立 隠岐島前(おきどうぜん)病院長 白石 吉彦 氏 により『地域医療はおもろいで!』と題して基調講演が行われました。
白石氏は、地域医療の中でもとりわけ医師不足が顕著である「へき地」や「離島」の医療現場を、「総合医の複数制」や「ITツールの活用」等によりいかに魅力あるものに変えてきたか、また、今後のより良い環境作りのために変化を恐れずに楽しみながら取り組んでいく決意等を軽妙な語り口で発表されました。
続いて第2部では、医療機関、住民、行政機関の代表者によるパネルディスカッションが行われ、「地域住民と病院が支える地域医療」「総合医の確保・要請」「病院の機能分化、地域包括ケア(地域完結型医療)」をテーマにそれぞれの立場から現状・課題の報告、未来への提言がなされ、活発な意見交換となりました
本シンポジウムの内容や長野県の実施する「医師確保対策」にご関心のある方は、下記webサイトを御覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/doctor/kenko/iryo/ishikakuho/kakuho/index.html
この他、「保健・医療・福祉の充実」として次の取組を行っています。
●保健活動の総合的推進
●障害者就業・生活支援センター運営事業
●児童虐待防止強化事業の推進 など
次回は、「地域の魅力を活かした活力増進プロジェクト」の「魅力あふれる観光の振興」についてご紹介します。
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