2021.04.08 [ 南信州の林業 ]
『森林づくり県民税活用事業のご紹介』~vol.5~
みなさんこんにちは!!林務課林産係です(^^♪
新年度が始まりましたね🌸 新たな環境で新年度をスタートさせた皆さんも多いのではないでしょうか。
林産係では、南信州の林業を通し、地域の魅力を情報発信しています♪
前回までの記事はこちら⇩⇩
vol.1《薪によるエネルギーの地消地産推進事業》~売木村~
vol.2《子どもの居場所木質空間整備事業》~入舟幼稚園・入舟保育園、聖クララ幼稚園、平谷村~
vol.3《みんなで支える里山整備事業ライフライン等保全対策》~阿南町、阿智村、喬木村、豊丘村~
vol.4《木づかい空間整備事業》~飯田市伊豆木 ブックカフェ~
森林づくり県民税(通称=森林税)を活用した取り組みをシリーズで紹介する第5弾‼ 今回は《薪によるエネルギーの地消地産推進事業》について、天龍村の取り組みをご紹介♫
この事業は、身近な里山資源である薪について、継続的に利用されやすい仕組みをつくり、薪のさらなる普及と里山の利活用の促進、さらには里山の持続的かつ自立的な維持管理の取り組みを支援するものです。
天龍村では、豊富な森林資源を活かし、ふるさと寄付金の返礼品にもなっている薪🌳
『ずくだせ 伐りだせ 使いだせ』林地残材活用推進プロジェクトと称し、村内在住者の若者を中心に森林整備後の林地に残った残材から薪をつくりだし、村内で消費する仕組みの構築に向けて活動しています。
しかし、危険で重労働である薪づくりを安全で安定的に行うため、ロープウインチや薪割機等を導入。あわせて防護作業着など安全面に配慮した資材の導入も行いました!
《安全講習会の様子》のぼり旗で森林税をアピール‼
2月21日に開催された技術講習会には、林産係の職員も参加させていただきました! ロープウインチでの集材や、チェンソーによる玉切作業を体験!
ロープウインチは小型で軽量。使用するロープはワイヤーロープと違い、キンク(著しい曲がり)がなく、素線が手に刺さったりしないため安全に作業できます♪ 700㎏までけん引可能!ストレスなく山から木材を引き出せます!!
使っているチェンソーはバッテリー式で従来のエンジン式と比べ音もとっても静かです♪
ガイドバーが挟まれないよう、木材の動きを予想します!
黄色の物体はスキッドコーンと呼ばれる道具!ワイヤーロープを先端の穴に通し、引き出す木材に結ぶ。すると、スキッドコーンが木材の先端に被ったようになり、切株などの障害物に引っかからずに木材を集めることができるすぐれもの✨
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