2021.02.19 [ 南信州の林業 ]
『森林づくり県民税活用事業のご紹介』~vol.1~
こんにちは‼ 林務課林産係です。
突然ですが、南信州地域の森林面積を知っていますか?
なんと、地域総面積の86%にあたる約166千haが森林なんです!
森林は土砂災害や地球温暖化を防止し、木材等の林産物を供給するなど、私たちの暮らしに欠かせない「多面的機能」をもっています。
しかし、木材価格の低迷や生活様式の変化等から、森林への関心が薄れ、手入れの行き届かない森林も見受けられます。
そこで長野県では平成20年度から「長野県森林づくり県民税」(通称:森林税)を導入し、森林の恩恵を受けている県民みんなで森林づくりを支える取り組をはじめました‼
⇩⇩長野県森林づくり県民税PRキャラクターの❝里やんと山ちゃん❞⇩⇩
森林税が導入されて13年目の今年度。第3期(平成30年度~令和4年度)として「森林の多様な利用及び活用の推進」を加えた、新たな取り組を進めています。
そこで今年度、南信州地域で森林税を活用した取り組をシリーズで紹介します♬
第1回目は、≪薪によるエネルギーの地消地産推進事業≫による取り組をご紹介❕❕
この事業は、身近な里山資源である薪を、継続的に利用されやすい仕組みをつくり、薪のさらなる普及と里山の利活用の促進と、里山の持続的かつ自立的な維持管理の取り組を支援しています。
今年度、南信州地域では「売木村」と「天龍村」の2村で取り組みました♫
今回は「売木村」の取り組みを紹介します🌳
森林税を活用し導入した❝PLOW社製の薪割り機❞と❝ロープウインチ❞。
売木村では「ずくだせ 伐りだせ 使いだせ」をテーマに、林地残材活用推進プロジェクトを始動!!
村内在住の若者で構成された《うるぎ焚(た)きもんくらぶ》を立上げました✨森林整備後に山の中に残された残材を薪に加工し、村内の温泉施設やアウトドア施設、薪の調達に困っている方への供給を計画!
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、計画していた県内外の木の駅視察は断念😢
代わりに村内の薪利用者へ、薪の使用状況についてヒアリングを実施。
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