木質ペレットの製造工程は、
①破砕(丸太、製材端材)→②乾燥→③粉砕(二次破砕)→④成型→⑤冷却→⑥袋詰め が主な流れ!
(ペレットの原料になる原木)
写真はカラマツの丸太🌲ヒノキやスギに比べ水分が少なく、含まれる成分からも固まりやすくペレットに向いている樹種!
直径24㎝程度の丸太まで加工できる破砕機↓↓↓
(バリバリ音を立て木材を飲み込んでいく破砕機)
(破砕された木材:サラサラの粉状に破砕されています)
水分が多いと固まりにくいため、粉状に破砕された木材をロータリードライヤーと呼ばれる円筒状の乾燥機へ運び乾かします!
重量含水率(木材に含まれる水分の割合)が12%程度が乾燥の目安!
(円筒状の乾燥機:ロータリードライヤー)
乾燥機の熱源は薪🌳ここでも木材が有効利用されているんですね(^^)
(乾燥機の熱源になっている炉の内部)
乾燥が終わったらペレタイザー(ペレット成型機)の出番です!!成型機の中には穴がたくさん開いている金型と圧縮ローラーがあり、ローラーで木粉を穴に押し込みペレットに成型されます!
成型直後のペレットは温かく柔らかいので、型くずれを防ぐため冷やして硬くします!南信バイオマス協同組合では、袋詰め工程までベルトコンベアで移動する間に扇風機で冷却していました(^^)
(最終工程の袋詰め(フレコン)の様子)
南信バイオマス協同組合では、10㎏入りの袋と約500㎏入りのフレコンの2種類を製造しています♬
(ペレット10㎏入りの袋)
一般家庭用は袋詰めされたペレットが販売されています♬
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