2018.07.19 [ 南信州の林業 ]
~竹林は、お宝いっぱい!夢いっぱい~ 地域産メンマ「天竜いなちく」をご紹介します!!
林務課の普及係です。
飯田市の名勝、天竜峡の上流にある「鵞流峡」をご存知ですか?
かつては、風向明媚な光景が広がる観光地でしたが、竹林が手入れされず荒れ放題で、景観の悪化やごみの不法投棄などが問題となっていました。
そこで、立ちあがったのが『天竜川鵞流峡復活プロジェクト』。
2015年から飯田市竜丘地区の竹林整備に取り組んできました。 整備後に、毎年出てくるタケノコを収穫することが、整備した竹林を維持する唯一の方法でしたが・・食べきれる量ではなく、どうしたものかと悩んだ末に、
そうだ!! 「タケノコからメンマだ!!」
と言うことで、旬を過ぎた伸びた若竹を伐採し、メンマづくりに挑戦しました!
長さ2~3メートルの若竹を鎌で刈り取り、節を除いて半割し、ゆがいて灰汁抜きをして塩漬けにします。
代表の曽根原さんのお話しだと、漬物を漬けるのと同じだとか。 約1か月間塩漬けしたメンマを出して、塩抜き、短冊切りにカット、味付けします。
そして、今年の「天竜いなちく」がおいしく出来上がり、6月28日(木)の「おいしい記者会」で紹介されました。
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