こんにちは。保健福祉事務所のMです。
新型コロナウイルスの感染拡大で、普段と違う暮らしが長引くなか、今こそ改めて見直したいのが食事のこと。

ウイルスの感染防止には、密閉、密集、密接を避けることと、十分な手洗いやマスクの着用が推奨されていますが、これらを守ることを前提に、さらに、ウイルスに対する抵抗力を維持、強化させることが大切です。

日本栄養士会の中村丁次会長は、HPでこんなメッセージを発信しています。
「免疫能が低下すると種々の感染症にかかりやすくなります。免疫能の低下の原因には、極度のストレス、疲労、睡眠不足、運動不足、飲酒や喫煙、さらに病気等がありますが、中でも重要なのは栄養と食事です。」
「食事からとる多くの成分が総合的に作用しながら、私たちはウイルスと戦い健康を維持しているのです。このことから、ある特定の栄養素や食品に依存するのではなく、いろいろな食品から、栄養バランスの取れた食事をとることで、免疫に関与するすべての成分を摂取するのが、科学的な根拠に基づいた方法だということができます。」
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また、国連食糧農業機構からは以下のような情報が公開されていました。
（「COVID-19パンデミック期に健康的な食生活を維持する方法」について、日本栄養士会による翻訳をご紹介します。）

「健康的な食生活を送るためのポイント」（一部抜粋）
（１）栄養素を適切に摂取するために、様々な食品を摂取しましょう。
（２）果物や野菜を沢山食べましょう。
（３）脂質、砂糖、塩の摂取量に注意しましょう。
（４）食品の衛生状態を良好に維持しましょう。
（５）アルコールの摂取量に気を付けましょう。

長野県では、クックパッドに公式ページを開設しています。
簡単に調理できる料理を中心に、旬の味覚を味わえるメニューがそろっていますので、家庭での健康づくりにぜひご活用ください。

先の見えない不安が広がりますが、おいしい食事は日々の楽しみのひとつになると思います。
しっかり食べ、しっかり寝て、健康な体づくりに取り組んでいきましょう。