こんにちは、飯田保健福祉事務所 福祉課です。
10月28日(日)、飯田文化会館大ホールで「長寿たすけ愛講演会」が開催され、シニア世代の皆さんを中心に約700名の方が参加されました。
この講演会は、明るい長寿社会と健康について考え、実践することを目的としたものです。
全国4か所のうち、今年は飯田が開催場所のひとつに選ばれました!
同時に、「長野県シニア大学40周年記念展」も開催し、シニア大学40年間の歩みや歴代の文集、アルバム等を展示しました。
講演会では、
「社会参加と健康なまちづくり」と題した 近藤 克則 氏(千葉大学予防医学センター教授)の講演、
「10歳若返る!『インターバル速歩』」と題した森川 真悠子 氏(信州大学バイオメディカル研究所助教)の講演のほかに、漫才師 おぼん・こぼんのお二人によるパフォーマンスが行われました。
近藤先生の講演では、「歩く人が多い町や社会活動に参加する人が多い地域は認知症のリスクが小さい」などの研究結果を、具体的な事例を踏まえ、ユーモアを交えた大変分かりやすくお話いただきました。
森川先生の講演では、運動による生活習慣病・介護予防の効果についてのお話の後、実際に参加者と一緒に「インターバル速歩」のやり方を実践!!
ゆっくり歩きと速歩きを交互に3分ずつ5セット、これを週3回行うと、脚の筋力と持久力が向上し、血圧低下にも効果があるとのことです。また、運動後に乳製品を摂取することにより、筋力がより向上するそうです。
最後に、漫才師のおぼん・こぼんのお二人は、タップダンスから始まり、漫才を中心としながら楽器演奏や歌謡曲メドレーなど多彩な芸で会場を盛り上げてくれました。
終演後、参加された方の満足そうな笑顔がとても印象的でした。
この講演会がこれからの長寿社会について考えるきっかけになるとともに、健康づくりのお役に立てれば幸いです。
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