南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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和合の念仏踊り、新野の盆踊り~南信州民俗芸能【2018夏】

こんにちは。企画振興課のMです。

皆さんは、南信州地域に多くの民俗芸能が伝承されていることをご存知ですか。長野県には国指定の重要無形民俗文化財が10件ありますが、そのうちの6件が南信州地域にあるんです!

今回、南信州地域振興局と飯田建設事務所の有志が、「和合の念仏踊り」と「新野の盆踊り」(いずれも国指定重要無形民俗文化財)を観覧してきたので、その様子をお伝えします。

最初に訪れたのは阿南町の和合。「和合の念仏踊り」は、8月13日~16日の4日間、和合の林松寺(りんしょうじ)、宮下家、熊野社で行われます。和合の開祖と言われる宮下家の15代、宮下金吾善隆さんが、約270年前に伝えたといわれ、2014年3月10日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

「和合の念仏踊り」は、太鼓、かね、笛の音に合わせて激しく飛び跳ねて踊り、死者の霊を呼び寄せ、仏とともにあることの喜びを表現したものと言われています。

私たちがお邪魔した16日は、「庭入り」と呼ばれる踊りが林松寺で行われました。ヒッチキと呼ばれる踊り手が竹のササラ(竹の先を細かく割って作った楽器)と棒をザラザラとすり合わせ、激しく体をぶつけ合う踊りはエネルギッシュで躍動感があり、とても興奮しました!

(参考URL)

 

続いて訪れたのは阿南町の新野。「新野の盆踊り」は、8月14日~16日の3日間、商店街の通りで夜を徹して行われます。今から約500年前、室町時代の末期に、地域にお寺(瑞光院)を建立した時、祝いにやって来た三州振草下田(現在の愛知県東栄町)の皆さんが伝えたといわれています。1998年12月16日、国の重要無形民俗文化財に指定されました。

「新野の盆踊り」は、笛や太鼓といった鳴り物の楽器を一切使わず、音頭取りの「音頭出し」と、踊り子による「返し」の声だけで踊るのが特徴。そのなんとも懐かしく優しい調べに魅了され、私たちも踊らせていただきました。(こちらの踊りは地元の方々だけでなく観光客等も一緒に参加することが出来ます。)

(参考URL)