2013.11.13 [ 飯田合庁だより ]
「ふるさと信州風景百選」飯伊地域の推薦写真(その1)
下伊那地方事務所建築課のAと申します。
前回、「ふるさと信州風景百選」の下伊那地域審査(一次審査)の様子をご紹介いたしました。
今回は、その地域審査で選ばれて県庁で行う二次審査に推薦する14組の写真を、市町村ごとに順にご紹介します。(一次審査の成績順ではありませんので念のため。)
写真の枚数が多くなりますので、2回に分けて紹介します。
飯田市からは、4組選ばれました。
飯田市上村下栗地区は「日本のチロル」と呼称され、「人と自然が織りなす日本の風景百選」、「にほんの里百選」にも選ばれています。
標高800m〜1,000m、最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を作りあげています。
① 写真タイトル:日本のチロル(写真1枚)
② 写真タイトル:天空の「下栗の里」(写真5枚)
③ 写真タイトル:よこね田んぼ「春・秋」の彩り(写真5枚)
飯田市千代の「よこね田んぼ」は、「日本の棚田百選」に選ばれています。
平成に入った頃から高齢化により、全体の約4割が休耕田となっていましたが、「棚田を千代の財産として後世に受け継いでいこう」と自治会、環境保全推進協議会が立ち上がり、平成10年によこね田んぼ保全委員会を発足させ活動しています。
同委員会では、通常の維持管理を行うとともに、「よこね田んぼ守り隊」としてボランティアで保全活動に参加していただける個人や団体を募集し、一緒に畔づくり(畔塗り)~田植え~案山子づくり~稲刈り・収穫祭を行い、地域全体で棚田を守っています。
④ 写真タイトル:飯田の展望(写真1枚)
飯田市北方にある乗馬クラブから、市内そして対岸、その向こうの山々、南アルプスを望む風景です。
松川町からは2組が選ばれました。
⑤ 写真タイトル:春うらら(写真1枚)
松川町部奈地区。(べな)と読みます。
天竜川と小渋川の合流点東側、川より200mほど高い河岸段丘上にあるため、中央アルプスが良く望めます。
平成14年から部奈区と地域づくり団体が協働し、地区周辺の里山を利用した公園集落実現のための活動が展開されており、長野県ふるさとの森林づくり条例の「里山整備利用地域」として、地区全体が平成18年に認定されています。
選定されたのは春の田植えの写真でしたが、同じ方から秋の稲穂の写真も応募がありましたので合わせて推薦します。
⑥ 写真タイトル:堤防の桜(写真1枚)
松川町元大島宮ケ瀬から、天竜川の川面、冠雪の中央アルプス、堤防の上に咲いた桜とが織りなす、この場所、この時期ならではの風景です。
高森町からは大島山から1組が選ばれました。
⑦ 写真タイトル:不動滝 紅葉のトンネル(写真1枚)
長野県自然百選に選ばれている「不動滝」(花崗岩の岩盤を削って勢いよく流れ落ちる落差35mの滝。不動明王が祀られています。)春は新緑を、夏は涼を求めて、冬は氷瀑を眺めるため、秋はこの写真のように自然が創る紅葉のトンネルが楽しめます。
7組の写真を掲載しました。残りの7組は「その2」でご紹介します。
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