2018.07.12 [ その他 ]
「食育」の輪、広まっています《食を考えるつどい》
飯田保健福祉事務所健康づくり支援課のaです。
食育月間のまとめに、飯伊地域食育推進連絡会議主催の食育フォーラム『食を考えるつどい』を開催しました。
「生きる力を育む食育」をテーマに、食育の事例発表や取組の発表、講演を行い、広く食育の推進について考える機会となりました。発表の様子をご紹介します。
【夢かなえ隊】
夢かなえ隊は鼎地区で保育園から高校生まで幅広く、子どもたちへの食農活動に取り組んでいる団体です。昨年度、長野県保健衛生知事表彰(食育)を受賞されました。
代表の木下さん(きのぴーさん)から農業を通した子供たちとのふれあいについて心温まるお話をいただきました。
【ごか食堂】
ごか食堂は阿智村のNPO法人ごかの風が運営する食堂で、昨年、信州食育発信3つの星レストランに登録されました。地元の農畜産物を使ったメニューの提供や、地域の食文化の伝承、配食事業といった住民の生活に寄り添った活動をしています。
3つの星レストランに登録していただいてからは、健康に配慮したメニューである「わいわい御膳」がイチオシ。「インスタ映えする!」と人気のようです。
【旭松食品】
旭松食品は、飯田市に本店や研究所を置く企業で、こうや豆腐や即席みそ汁などを製造販売しています。こうや豆腐の独自製法を開発し、一般的な製法よりも、ナトリウムの量を約95%削減することに成功。こうした技術革新や研究が生活習慣病予防に貢献している点を評価され、昨年度、第6回健康寿命をのばそう!アワード「厚生労働省健康局長優良賞」を受賞されました。
【飯田市子育て支援課】カルシウムの量を骨に見立てた綿棒で表現。200本以上の綿棒の1本1本に顔が描かれています。園児が数えるため、妥協はできません!
【飯田下伊那栄養教諭・学校栄養職員部会】矢高調理場では、夢かなえ隊の隊長木下さんのインタビューを載せたおたよりを各校に配布して、児童たちに、地域とのつながりを大切にした食育を進めています。
【根羽村】市町村の管理栄養士・栄養士は、地域住民に寄り添いながら、食を通した健康づくりを行っています。根羽村でも、様々な世代に向けた料理教室や健康教室を実施しています。
【食生活改善推進協議会飯伊支部】地域の食のボランティアとして活躍している食改さん。近年は高校生向けの出前講座を行い、郷土食を伝える活動をしています。飯田下伊那の郷土食は五平餅だけではありません。里芋おはぎ、ご存じですか?
【南信州地域振興局農政課・南信州農業改良普及センター】地域の農産物をPRしていただきました。南信州地域には鈴ヶ沢なす、ていざなす、清内路かぼちゃなどの伝統野菜がたくさんあります。
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