2023.09.26 [ 南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
秘境駅から集落へ歩いてみた(上り編)
無人駅によくある駅ノートもありました。
それでは駅から出発!ホーム南側からトンネルの上に登っていきます。
トンネルの上からは駅全体が見渡せます。
ここからいよいよ集落へ、登山道のような駅前通りを息を切らしながら登っていきます。
【写真左側の道を登っていきます】
噂どおりの秘境感満載です。足元は一部舗装されていて、駅利用者への配慮が伺えます。
登りが続き、息が切れ、途中何度か休憩。
処々に設置されている転落防止柵が、駅を利用する人がいることを感じさせます。
約20分後、ようやく民家が見えてきて、県道に出ました。田本集落でしょうか?
嬉しいことに自動販売機があり、乾いた喉を潤すことができます。
ちなみにこの県道、なんと「1号線」なんですね!
飯田市から泰阜村、天龍村を経て、静岡県へ続いています。
県道からの入口に、素朴な駅への案内板がありました。車で来たら見逃してしまいまいそうす。
とりあえず第一目的を達成し、満足感に浸りつつ、また同じ道を駅へ下っていきました。
クールジャパンアワードの選考理由(外国人審査員の代表的なコメント)にはこうありました。
「誰も降りない鄙びた秘境の無人駅に静かに止まる列車は映画の世界のよう。深い山の中、あたり一帯に囲まれ、蝉の鳴き声だけが聞こえるような情景はとても日本的。」
実際に訪れてみると、田本駅を如実に表していることが実感できます。
皆さんも飯田線に乗って、贅沢な非日常感を味わいに行ってみませんか?
(下り編へつづく)
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