2015.11.16 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(32)水害から復旧した田園風景にある無人駅「下平」
そして、この桜並木には、堤防の完成を記念する碑があります。
下の写真の碑文を読んでみると、昭和46年に国道の開通に伴い、元々あった碑(おそらく上の写真一番左の碑)をこの地に移して安置したと書いてあります。 (たぶん・・)
昭和36年に発生した水害「三六(さぶろく)災害」では、高森町も大きな被害を出しました。
大島川の氾濫により、下平駅を含む、高森町の「市田駅」~「山吹駅」間は、線路が土砂に埋まってしまいました。
広範囲に渡り被害を受けた飯田線の中でも、最も復旧に日数を要したのは同区間でした。(20日間)
下平駅周辺では、埋まった線路の掘り起こしを諦め、土砂の上に新しい線路を敷設したということです。
さて、下平駅から100メートルほど道を下ると、国道153号に出ます。
その周辺には大型店が並んでいます。
まずは、ホームセンター カインズホーム
その隣には、葬儀場 アイホール高森
さらに、ショッピングセンター アピタ高森店があります。
また、アピタの西側には「ほたるパーク山吹」があります。
このイベントスペースでは、毎年6月に「山吹天伯峡ほたる祭り」が行われます。
ほたる祭りでは、パーク内でたくさんのイベントが行われ、ゲンジボタルの里「天伯峡」へ往復するシャトルバスも運行されます。
ところで、下平駅周辺では、高森町特産の柿の木を多く見ることができます。
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