2016.11.28 [ 飯田合庁だより ]
少年少女消防クラブが活躍しています。
こんにちは、地域政策課のTKです。
秋の全国火災予防運動の期間中(11月9日から11月15日)、飯田市の少年少女消防クラブの皆さんが火災予防の啓発活動をおこなっていると聞いたので取材させていただきました。
お話を伺ったのは、幹事長の法被を着た消防団OBの方です(写真の法被を着た一番大きい方です)。
消防団を退団しても、少しでも消防の力になれればという気持ちで、この活動に参加しているそうです。ステキですね。
活動の中心は松尾小学校の生徒さんたちです。
小学校1生から参加しているので身長もばらばらですが、みんな法被に着替えて活動開始です。
(カッコいいです)
準備ができたら各戸にチラシを配布するために出発です。
最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、1~2軒配ると楽しくなるのか、大きな声であいさつできるようになります。
1時間ほど地区内にチラシを配ったあと、今度は、消防車(消防団のポンプ車等)に乗って地区内の広報活動です。
(ここからは現役の消防団員もお手伝いにたくさん来てくれます。)
子どもたちはこの赤い車に乗ることを楽しみにしているそうです。
後部座席に乗ってる子も楽しそうでした。
チラシの配布もそうですが、子どもの元気な声の方が地域の皆さんが注意して聞いてくれるそうです。
今回紹介したのは「松尾少年少女消防クラブ」の皆さんですが、そのほか飯田市内には鼎少年少女消防クラブ(H26「特に優良な少年消防クラブ」として総務大臣賞を受賞。)、座光寺少年少女消防クラブ、伊賀良少年少女消防クラブの4つ消防クラブがあるそうです。その他、下伊那地域では根羽村で今年7月に結成されています。
今回取材してみて感じたのですが、最初に集合した時から、子どもたちがみんな楽しそうだったのが印象的でした。こうした活動で少しでも火事が減るといいですね。
少年消防クラブは、防火・防災思想の普及を図ることを目的として、小学生から高校生までの少年少女で結成されており、平成27年5月1日現在、全国で4,493のクラブ、約42万人のクラブ員、約1万4千人の指導者が活動しています。少年消防クラブ員は、防火や防災についての知識等を身近な生活の中に見出すとともに、日ごろから防火・防災に関する訓練の実施、防災マップの作成、防火パトロールや防火・防災に関する研究発表会の実施などを通じて、地域における防火・防災思想の普及に努めています。(平成28年2月19日 消防庁 報道資料より)
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