2018.10.16 [ 飯田合庁だより ]
飯田市の青年組織「夢かなえ隊」の活動を支援しました。
農業改良普及センターの「いっちゃん」です。
飯田市の夢かなえ隊では、食育体験の一環として、地元の鼎小学校の児童と鼎あかり保育園の園児を対象とした稲刈り体験を、10月3日(水)に実施しました。
同隊は、JAみなみ信州青年部鼎支部と飯田商工会議所青年部鼎支部が構成員となった組織です。
食育活動を行い、もち米を作るなどの農業体験を通して、「農産物を育てる楽しさ」や「新鮮な農産物の美味しさ」、「農業の大切さ」を子供たちに伝える活動を実施しています。
地域の文化祭では、同隊が生産した地元産の新鮮でおいしい野菜を販売してPRしたり、パネル展示や説明を通して大人にも、農業の大切さや苦労を伝える活動をしています。
また、同隊は昨年、長年にわたる食育の普及啓発活動が認められ、長野県知事表彰を受けています。
稲刈り当日は、朝から天候に恵まれ、同校の児童と同園の園児合わせて158人が参加しました。
最初に同隊の会長から児童や園児たちに、稲の持ち方や刈り方の注意などについて、実際に会員が持った稲を使い、実演しながら伝えていました。その後、5月30日に自分たちで植えたもち米「モリモリモチ」を、稲刈り用のかまで刈り取り、近くのあぜに運び出していました。
農業改良普及センターが担当したのは、同園の園児。刈る人と運ぶ人2人1組での作業を支援しました。刈る稲を決めて、園児がけがをしないように、かまに手を添えながら、安全に作業を進めました。田の端から端まで、3列以上の稲を刈り終えることができ、最後に「万歳三唱(ばんざいさんしょう)」をした園児たちの顔は、達成感に満ちあふれ、とても晴れやかでした。
農業改良普及センターでは、今後も同隊による、この食育活動を支援していきます。
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