南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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伝統の味!南信州のご当地グルメ「五平もち」~その1~

地域政策課のHKです。

南信州には、伝統の郷土食である「五平もち」があります。

最近のB級グルメブームや全国放送のテレビで紹介されたこともあり、今「五平もち」がクローズアップされています。

そこで、今回からシリーズで、いろいろな”南信州の五平もち”を紹介していきたいと思います。(形やタレなどお店によって個性豊かです。)

 

【飯田五平もち楽会のイメージキャラクター「飯田五平くん」と家臣の「くるみシスターズ」)

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まずは、五平もちの歴史を紹介したいと思います。

長野県南部に位置する飯田市のご当地B級グルメ「飯田五平もち」は、古くからこの地域に伝えられている郷土食です。

昔から村落の農民が相集い、新穀の感謝と豊作の祈りを込めて神前に供えられてきました。

山の神大山祗神を祀る祝詞の中に「白体の和幣三本を一行に置種々の供え物崇なして伝々」と記されております。

これは、白米を握り三個を一本の串にさしという意味であり、新米のご飯を押しつぶし、割木に強く張り付け、軍配型に作られ、その形が神に捧げる御幣(幣帛)に似ていたところから、その名が生まれたと伝えられています。

また一説には、土地の宮大工の棟梁で五平という人が、毎日昼、弁当にきまって握り飯に味噌をぬり焚火にあぶって美味しそうに食べたので五平もちと言われたとも伝えられています。

続いて、特徴を紹介します。

  • 直径45ミリ、厚さ15ミリ程度の円形
  • 竹を素材とした串に2個を刺す眼鏡型が基本形
  • 飯田下伊那産の米を使用
  • 信州味噌を原料にしたタレを使用
  • クルミ、サンショウ、ゴマ、ユズなどを加える
  • 素焼きしてタレを付けたあと再度焼く(二度焼き)

飯田五平もちは、ご飯を多少粒が残る程度につぶし(半殺し)、円形に整えて串に刺し、甘めのタレを使いパリッと焼き上げた郷土料理です。焼きあげたばかりの五平もちの香ばしさは実に食欲をそそります。

五平もちは古くは、お米が貴重とされていた時代にお祭りや祝い事の席など晴れの日の舞台に食べられていました。

その文化の名残か、今も地域のお祭りなどでは五平もちが販売されているのをよく見かけます。

(飯田五平もち楽会のHPから)

 

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