幸法の後も面形が続きます。大人の事情で、抜粋して写真のみ御紹介します。

「茂登喜」

「競馬（きょうまん）」

「天狗（てんごう）」が出てくるころには、夜も白み始めてきました。

ところで、今回の雪祭りは「フラッシュ撮影禁止」の中で行われました。火の明かり中で行っていた昔の環境にできるだけ戻して、味わい深い祭りを体感してもらいたいという意図からです。その代わり、祭り保存会では電灯色のＬＥＤ照明を増設して最低限の明るさを確保し、来場者に理解と協力を呼び掛けていました。確かに、一斉にたかれるフラッシュには興を削がれますし、舞い手の妨げにもなるでしょう。こうした観覧のマナーが広がると良いと感じました。

今回、庭の儀を最後まで観覧しましたが、改めて新野の雪祭りの奥深さ、すごさを感じました。これだけのお祭りを継承されている新野の皆様に深く敬意を表するとともに、民俗芸能の継承に向け、自分も微力ながらお手伝いをしていかなければならないと決意を新たにしました。

南信州民俗芸能2017冬の陣も、新野の雪祭りの終了で一段落です。

ここで宣伝です。南信州民俗芸能継承推進協議会では、この度、南信州の民俗芸能を紹介するパンフレットを作製しました。各民俗芸能の解説、写真のほか、開催日時等の情報が記載されています。南信州広域連合や南信州地域振興局企画振興課で配布しておりますので、御希望の方はお問合せください。

南信州地域では、年間を通じて様々な民俗芸能が開催されています。このパンフレットを片手に皆様も是非足を運んでみてください。