南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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街並みハイク、まちづくり講演会のおさそい

建築課のAと申します。建築課では、建築物についての仕事が多いのですが、『景観』(まちづくり)についての仕事も行っています。(景観法による届出、美しく豊かな信州の農村風景の保全・整備等) 景観についての過去ブログ 

さて、飯田市には全国で唯一『裏界線(りかいせん)』というものが存在します。

敷地の「裏(うら)」境「界」「線」(道)だから、『裏界線』DSC_0199

飯田市は昭和22年に飯田大火があり、市街地の多くの建築物が火事により焼失しました。その際に、建築物が密集し「避難路」および「消火活動」の通路が無く苦労した等の反省に立ち、各戸の裏側に避難用等の通路を設置することになりました。市民の方々の協力により敷地境界線から1メートルずつ提供し、幅員約2メートルの通路が出来ました。

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ここで建築課らしいことを言うと、この裏界線は建築基準法でいう道路ではないため、接道要件を満たすためには敷地が別の道路と接していなければ建築物は建てられません。また、裏界線へはみ出して、建築物の壁や庇を設けることはできないため、現状で裏界線にはみ出している建築物については、いまの建築物を建替えの際には建築物を後退して建てなければいけません。

この、『裏界線』について、飯田市歴史研究所の樋口孝彦氏と建築士会社会貢献委員会の建築士さんが実際に街並みを歩きながら詳しく案内してくれるイベントが行われます。

その名も「街並みハイク」 飯田大火のあとに整備されたと思われていた裏界線が、すでに江戸時代には、裏界線の原型となるものがあったようです。 興味を持たれた方は、ぜひ参加してみてください。

〇街並みハイク  日時:平成28年11月27日(日) 9:00~11:30(受付8:30~)

         集合場所:長野県飯田合同庁舎駐車場

         参加費:無料

※資料作成の関係上、参加される方は、極力、事前連絡をお願いします。

 連絡先:長野県建築士会飯伊支部(電話0265-22-9770)


また、同日午後からは、まちづくり講演会『戦力的アーバンデザインによる地方都市の再構築』と題し、明治大学理工学部建築学科の佐々木宏幸准教授によるまちづくり講演会が飯田市勤労者福祉センターで行われます。

演題は難しそうですが、将来のリニア中央新幹線長野県駅設置により、この飯田下伊那がどのようになるか、また、どのような都市構築をしていくことがよいのかをわかりやすく、お話しいただけます。こちらも無料ですので、ぜひ聴衆してください。佐々木准教授

〇まちづくり講演会 日時:平成28年11月27日(日)

             13:00~15:00(開場12:30~)

          講演場所:飯田勤労者福祉センター

          入場無料

 

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