2019.10.07 [ わたしたちの仕事 ]
佐久プルーンコンクール「サンプルーンの部」を開催しました
こんにちは。農政課の果樹担当です。
佐久プルーンコンクールの第1弾として、在来品種の「サンプルーンの部」を9月20日に開催しました。ブログでも度々お伝えしていますが、プルーンは佐久地域を代表する自慢のフルーツです☆
「サンプルーン」は1960年代頃、佐久市臼田地区で選抜された佐久生まれの品種で、生産者が最も多く栽培している、やや小粒の甘みと酸味のバランスがいいお馴染みのプルーンです。
今年は5月の上旬に強い霜が降り、プルーンも大きな被害を受けました。その影響で出品数は少なめでしたが、全体的に昨年より甘くて素晴らしいものが出品されました。
審査員は、プルーンの形や揃い、熟度、糖度、ブルーム(プルーンの表面を覆っている白い粉)の付き方などを見て、順位を決定ました(入賞者一覧はこちら)。いずれも甲乙付けがたい秀品ぞろいでしたが、最高位の長野県知事賞には佐久市岩村田の浅沼 誠さんのプルーンが選ばれました。
浅沼さんのプルーンはこちらです↓
果実が揃っていて、表面のブルームが美しいですね~。糖度も十分でした!
ここで、★知って得するプルーンのお話し★
プルーンの不思議その1「プルーンの表面を覆っている白い粉(ブルームといいます)」
みなさん、白い粉の正体は何だか知っていますか?
薬か何かなのかな・・・なんてゴシゴシ洗っている方もいらっしゃるかもしれませんね(^^;
ブルームは、プルーン自らが出しているもので、水分をはじき病気を予防したり、水分蒸発を防いで新鮮さを保つはたらきがあります。
なので、無害そのもの、むしろブルームがあることは鮮度が良い証拠なんです!
豊富に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維等を全ていただくために、皮ごと安心して食べてくださいね。
プルーンの不思議その2「プルーン園に突如現れる白いシート」
プルーンは収穫を迎える頃、雨にあたると割れやすい性質があります。
品質の良い果実を消費者の皆さんにお届けするため、佐久地域の生産者は、お盆明け頃からプルーンの樹にシートをかけています。美しいブルームもシートのおかげ♪
生産者の「技術」と「想い」が歴史ある産地を支えているんですね。
次回は第2弾として「オータムキュートの部」についてお伝えします。
サンプルーンの3倍と大きいですね~。味も抜群、産地も期待のニューフェイスです☆彡
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