2019.07.12 [ わたしたちの仕事 ]
子ども達の元気あふれる「北相木村山村留学」~「さくっとミーティング」を開催しました~
吉沢局長が訪れたのは、山間の小さな学校。
北相木小学校は、33年前から山村留学を受け入れ、外から来た子ども達は、地元の子ども達と一緒に学んでいます。
10年ほど前、生徒数が激減し、存続が危ぶまれたとき、「花まる学習会」と提携をしました。「花まる学習会」は、埼玉県に本部を置く、塾生2万人の民間学習塾です。
そして、その提携を可能にしたのが、山村留学の旗を振り続けた井出髙明村長と、その意向を受けて実現にうつした、バイタリティーあふれる井出利秋教育長です。
それでは、私たちも早速現場を視察させていただきましょう。
「おはようございます!」子ども達の声って、こんなに大きかったんだ。さらに驚いたのは、子ども達の瞬発力。パズルの問題に、瞬時に答を出し元気よく手を上げます。「できた!」
先生と子ども達のかけあいは、まるでスポーツのよう。
先生方は、一つのチームとして力を合わせ、北相木小学校流のものを作り上げていると言います。
ある先生は、「忙しいのは嫌なんですが、それでも楽しさが勝っちゃってるんですよね」。
子ども達は、1年間から3年間程度、豊かな自然の中で、共同生活を通じて人間関係を育みます。平成27年度からは、1、2年生を対象に「親子留学」も始めました。今年度の村内在住者は、8世帯24人。
将来も含めた移住や関係人口の増加に期待が高まります。
子ども達が大きくなって、将来、北相木村や佐久地域に帰ってきてくれる日を思い浮かべながら学校をあとにしました。
見学自由とのことですので、興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
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