2025.12.16 [ 佐久であそぼう ]
佐久から大阪へ電車で行く方法を考察してみる
こんにちは。忘れた頃に長野県魅力発信ブログに登場する企画振興課の虎鉄です。
先日、某劇団の公演を観に大阪に行きました。
終演が18時15分だったので、その日のうちに佐久へ帰ってくるために帰りは東京経由で東海道新幹線と北陸新幹線利用一択。
行きは15時くらいに大阪に到着すればいいので、さて、どうやって行こうかな。
パターン1
行き 敦賀経由
佐久平10:20発あさま605号に乗り、長野でかがやき507号に、敦賀で特急サンダーバード22号に乗り継げば大阪着14:36
帰り
その日のうちに帰ってくるには、大阪19:17発の在来線、新大阪でのぞみ52号、東京であさま633号と乗り継げば佐久平着23:28
料金は通常期の指定席で計算してみると
行き17,990円+帰り19,860円 合計37,850円
パターン2
行き 長野・名古屋経由
佐久平9:09発はくたか553号に乗り、長野で特急しなの8号、名古屋でのぞみ29号、新大阪で在来線に乗り継げば大阪着14:12
帰りはパターン1と同じ
料金は、佐久平から長野は座れることが多いので自由席、特急しなのと東海道新幹線は通常期の指定席で計算
行き16,120円+帰り19,860円 合計35,980円
1,870円差かあ。みなさんならどうしますか?
私は、特急しなの好きなんですよ。振り子式車両に揺られながら、姨捨や中央アルプス、木曽の宿場、景勝地寝覚めの床や古虎渓など、風光明媚な景色は何度乗っても飽きない・・・と言いつつ、今回はパターン1 敦賀経由にしてみました。(←特急しなの愛、どこへ行った??)
さて、パターン1の行き敦賀経由、帰り東京経由にした場合、行程は同じですが、鉄道好きなら知っている!?一筆書きの乗車券と分岐点になる駅から目的地までの乗車券を買い足すという方法があります。
これは、JRの運賃は基本、距離が長くなればなるほど1キロあたりの料金が割安になる法則を使い、佐久平発→山科経由→佐久平着の一筆書きの乗車券と山科⇔大阪の乗車券を組み合わせるというもの。

乗車券と特急券を別に計算していきます。
乗車券
佐久平→敦賀→山科→東京→佐久平14,080円
山科⇔大阪 840円+840円
合計15,760円
(ここだけの話、山科⇔大阪は山科⇔京都⇔大阪に分割すると更に安くなる)
特急券(通常期・指定席)
佐久平→敦賀(北陸新幹線) 6,690円
敦賀→大阪(特急サンダーバード) 2,390円
新大阪→東京(東海道新幹線のぞみ) 5,810円
東京→佐久平(北陸新幹線) 3,380円
合計 18,270円
乗車券+特急券の合計 15,760円+18,270円=34,030円
パターン1を普通に買うより3,820円、パターン2よりも1,950円安くなりました。(特急しなの、好きなのになあ(さっきも言った))
このような切符でも、山科で途中下車する必要はありません。
行きは、下車する大阪駅で申し出ると、代理で山科駅で途中下車をしたことにしてくれます。
帰りは新大阪から東海道新幹線に乗ってしまうので、山科駅は通りませんよね?でも在来線と新幹線が並行している区間では、同一路線として扱うという特例があるので、こちらも大丈夫です。
ただ、東京駅で東海道新幹線から北陸新幹線に乗り換える時、自動改札機は通れないかも。その場合、有人改札で申し出てください。
佐久平→山科経由→佐久平の一筆書きの切符は、JR東日本のえきねっとでは作れなかったので(もし買えるワザをしっている人がいたら教えてください)みどりの窓口(もしくは旅行会社)で購入してください。
山科⇔大阪の切符は、えきねっとで買えます。ただし、忘れずにJR東日本管内のえきねっと予約受け取りができる券売機で発券していってください。

えきねっとで、乗車券(紙のきっぷ)を申込むを選びます。

乗車券のみ買う場合、乗車日はしっかりその日を選びますが、電車の時間は実際に乗る時間と違っていても大丈夫です。切符を受け取っていなければ、取消や変更はえきねっと上で出発時間の何分か前まではできるので、遅い時間の電車を選んでおくと安心。
さて、出発~!
長野県人は海への憧れがあるので、北陸新幹線では右側の座席を取りました。

日本海!!
敦賀駅に到着。長さ200mも広さ5,200㎡も日本一という巨大コンコース。


特急の発着ホームは下って行けばすぐなのですが、

実は1本前の北陸新幹線に乗っていたので、少し時間があるため西口に行ってみます。
この日は雪で誰もいないけど、敦賀駅で途中下車して食事をしたり観光しても楽しいのですよ。

西口から新幹線や特急のホームがある新駅舎までは離れているので、時間に余裕を持って戻ってきましょう。エレベーター→動く歩道→エレベーターで戻ってきます。ちなみに、新駅舎の高さ37mも日本一だそうです。


特急サンダーバードは、琵琶湖が見える左側の席にしました。

(↑JR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」のマスコット「カモノハシのイコちゃん」)
時間どおり大阪に到着しました。
観劇で頭がいっぱいになり、帰りの写真が1枚もない(笑)
帰りは、大阪駅から新大阪と東京で乗り換えて帰ってきましょう。
一筆書き切符の場合は、途中自動改札機を通れない場合があるので、時間に余裕を持った行程をおすすめします。
この記事を書いていたら、今度は兵庫での公演のSS席が取れたという通知が!!次はどうやって行こうかなー。
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