▲アースドリルの操作実習の様子
▲従来の人力作業による支柱設置の様子
▲従来工法の支柱設置器具
参加者の皆さんからは、従来の人力作業より体への負担が確実に減るのではないか・・・
表土の薄い場所(尾根筋など)ではアースドリルを使用しても深い穴が開かないことがあるので、今後もそのような場所では、少しでも表土が厚くて深い穴を掘れる場所を探しながら作業を行う必要もある・・・
などの意見がありました。
このような機械を実際に見ていただくことにより、丈夫な侵入防止柵を早く安全に施工するための一つの手がかりにしていただければ幸いです。
■研修②山の管理のためのGIS(地理空間情報システム)の実習では・・・
「山の管理のためのGISの開発」というテーマで空間地理情報を取り扱う会社の担当者を講師として、GISの操作(パソコン画面上の地図の色塗り等の操作)を体験してもらいました。
このGISは料金がかかるGISの一つです。栃木県内の市役所や森林組合で多く採用されている、山の管理に特化したGISのため、今回の研修で教材として採用しました。画面上に森林の地図が表示され、色塗り等をすることができ、土地の地番、面積、植えてある木の樹種等が整理された表が連動して表示されます。
研修では、GISの用語などを簡単に説明したあと、パソコン画面を操作して、地図の色塗り、区画に文字のデータ(作業した年度や作業の種類などの属性データ)を入力する等の作業を行いました。
▲研修で使用したGISの画面(晃洋設計測量株式会社パンフレットから)
▲GISの操作研修の様子
パソコンがつながった方は全員、説明したすべての操作をすることができたようです。
参加者の皆さんからは、
作業についていくのが大変だった・・・
今後GISを導入する際の参考に役立てたい・・・
等の感想がありました。
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