林務課です。
佐久市にある県立高校「佐久平総合技術高校」は、佐久平で活躍する人材の育成を校是とする高校で、小海町西部の八ヶ岳山麓に演習林という広大な森林を所有しています。
9月11日に佐久平総合技術高校の授業「演習林実習」の授業のお手伝いをしてきました。
演習林は標高1200メートルにあります。当日は天気にも恵まれ、一日涼しかったです。
今回の演習林実習では農業科の1年生120名の皆さんを対象に、
- 最近の林業に係わる話題の紹介、
- のこぎりによる木の伐採作業(除伐)の体験、
- チェーンソーの紹介
の3つの内容でサポートさせていただきました。
講師は長野県林業士会佐久支部の先生3名にお願いしました。
■最近の林業に係わる話題の紹介
今回、試行として最近の林業に係わる話題の紹介の話をさせていただきました。
事前に林務課担当で最近の新聞記事などをピックアップし、担当の先生に確認してもらい、資料を生徒のスマホに配布してもらいました。
内容は、ジュニア農林水産白書、リモート林業(7月25日の信濃毎日新聞の記事)、苗木の育種(カラマツエリートツリー)、地元の木材の流通(東信木材センター)の話題を簡単に説明させてもらいました。
生徒の皆さんが少しでも佐久平の産業について探究を深めてもらう一つのヒントになれば幸いです。
■のこぎりによる木の伐採作業(除伐)の体験
伐採作業の体験は今回の実習のメインの内容で、午前・午後各1時間(合計2時間)で腕の太さくらいの木を伐採する体験をして、森林の中をきれいにしてもらいました。
講師・生徒は班に分かれ、身支度(ヘルメット、手袋、ノコギリを装着)をしたあと、演習林内へ徒歩で移動し、講師から説明を受けた上で作業を始めました。
はじめてのこぎりを使い木を伐った生徒も多かったようですが、おおきなケガはなく、作業を進めてもらうことができました。
生徒の皆さんからは、「楽しかった。」「佐久平総合技術高校ならではの体験ができ、山の雄大さを感じた。」などの感想を聞くことができました。
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