こんにちは、佐久保健福祉事務所で健康づくりを担当している管理栄養士のNHRです。
今回の話題は、喫煙についてです。
5月31日は、WHOが定めた「世界禁煙デー」となっています。その5月31日から始まる6月6日までの1週間を厚生労働省や県や市町村では「禁煙週間」として啓発普及を図っています。
そんな訳で、佐久合同庁舎1階ロビーに、世界禁煙デー&禁煙週間にちなんだ特設コーナーを開設しました。
さて、今年の「禁煙週間」のテーマは、「たばこの健康影響を知ろう! ~新型コロナウイルス感染症とたばこの関係~」です。
喫煙の健康への影響は、がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の要因になるだけなく、現在流行している新型コロナウイルス感染症では、喫煙者は非喫煙者と比較して、重症となる可能性が高いことが明らかになっています。
また、喫煙は、受動喫煙の影響、すなわち、たばこを吸っていない人(非喫煙者)に与える影響も大きいため、健康増進法が改正され、行政機関、病院、学校等は原則敷地内禁煙に、飲食店やスーパー、遊技場、会社(社屋や事務室)等の人が集まる建物内では原則禁煙となり、受動喫煙対策をしなければならなくなりました。
(健康増進法の改正については、ココをクリック 厚生労働省)
喫煙されている皆さん。この世界禁煙デーのを機会に禁煙を始めてみるのは、いかがでしょうか。
でも、禁煙はつらい・・・。そうです。つらいです。簡単にはやめられません。たばこがやめられない理由は、「ニコチン依存」があるからです。なので、ただ単に「体に悪いから、病気を悪化させるから」という理由で、自分の意志だけでは、この強い依存はなかなか克服できません。
という訳で、禁煙外来という制度があります。治療なので、指定されている医療機関で保険診療が受けられます。
(禁煙治療については、ココをクリック e-ヘルスネット 厚生労働省)
(禁煙外来を行っている医療機関(長野県内)は、ココをクリック (一社) 日本禁煙学会)
ぜひ、考えてみてください。
さて、話をもどしまして、佐久合同庁舎の展示から。
今回、禁煙治療できる医療機関を紹介するため、マスコットを配付しました。配布したのは、
「くるみんちゃん」、「けむねこ」、「すわんちゃん」の3種類。
くるみんちゃん (くるみの殻を使っているので・・・)
けむねこ (けむい とかけて・・・)
すわんちゃん (吸わないよー ということで)
このマスコット達、健康づくりのボランティア団体である長野県食生活改善推進協議会佐久支部の皆さんの手作りです。
(食生活改善推進員 略称 食改(しょっかい)さんについては、ココをクリック (一社)日本食生活協会)
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