こんにちは。佐久農業農村支援センターです。

食品衛生法の改正に伴い、令和３年６月１日から原則すべての食品等事業者は「HACCP」に沿った衛生管理を実施することが制度化されました。また、令和３年６月１日から営業許可制度が見直されるとともに、新たに営業届出制度がスタートします。

このことを受け、11月９日（月）、佐久合同庁舎の講堂で佐久地域の農産物直売所を運営するみなさんを対象とした標記研修会を開催し、管内17組織の関係者が参加しました。

※新型コロナウイルス対策として、ソーシャルディスタンスに配慮するとともに、入口で検温・マスクの確認を行いました。

当日は、佐久保健福祉事務所　食品・生活衛生課食品衛生係　岡本係長より、お話をしていただきました。

「HACCP」に沿った衛生管理については、以下の４点を実行することと説明していただきました。

①手引書を入手し、手引書の解説を読む（できれば、理解する）

②衛生管理計画を作成する

③計画に沿って衛生管理を実行し、記録する

④一定の期間、記録を保存する

また、新たに創設された営業届出制度については、「初めて聞いた」という人もおり、令和３年６月１日まで（令和３年５月31日以前から営業している事業者は、令和３年11月30日まで）に、届出が必要な事業者は保健所へ届出をするということを認識していただく機会となりました。

厚生労働省のホームページ（下記参照）にも「HACCP」に沿った衛生管理の制度化や営業届出制度の創設・営業許可制度の見直しについて詳しく解説されていますので、ぜひご活用ください。

◆厚生労働省ホームページ◆

食品衛生法等の一部を改正する法律の政省令等に関する資料（リンク先）

佐久農業農村支援センター　農業農村振興課　電話　0267-63-3147

佐久保健福祉事務所　食品・生活衛生課　電話　0267-63-3297