こんにちは、佐久地域振興局環境課のフェアです。
９月３０日（土）～１０月１日（日）の２日間に亘り、長野牧場（家畜改良センター長野支場ふれあい広場）で「２０１７環境フェアin佐久」を開催しました。
　

これは、佐久市・佐久商工会議所主催の「ぞっこん！さく市」が駒場公園と長野牧場を会場に行われましたが、この長野牧場において「環境フェアin佐久」を併せて開催したものです。両日天候も良く会場には約６,８００人の方に来場いただきました。

環境フェアin佐久は、佐久地域の環境保全に取り組む企業・団体・行政のあらゆる主体等の参加・連携による地球温暖化防止や省エネルギーなどの環境保全の取組を推進し、持続可能な循環型社会の実現を目指すため、豊かな環境づくり佐久地域会議・長野県主催で開催しており、環境保全意識の普及啓発に繋がる、地域の大きなイベントとして今年で１３回目となりますが、今年は「つなげよう！未来の子らに エコライフ」をテーマに、環境保全に関する取組を紹介しました。

今年は、これまでで最も多い２９の出展・出店者がおり、日産の電気自動車の試乗、燃料電池ミニカーの工作、椅子や鳥の巣箱などの木工クラフト工作、そしてマイエコバックづくりなどの体験イベント、ソーラーカーの試乗体験やソーラークッカー・ダンボール堆肥化実演、環境にやさしい農業や小ブナなどの水稲栽培研究成果やはたらく車の展示、そしてエコ事業の紹介などです。更に、捨てればゴミ、活かせば資源ということで、各日約３０店のフリーマーケットが出店しました。

当環境フェア初のイベントの一つに、環境フェアのブースを回って体験・学習をする「エコキッズツアーin環境フェア」を行いました。
環境フェアの各ブースには、地消地産のヒントが盛りだくさんということで、県が推進する三つの取組を全て紹介できるよう分類して紹介。特に自然エネルギーの普及拡大と省エネルギーの促進によりエネルギー自立地域の確立が必要であることを説明していました。

参加された方のほとんどは、このエコキッズツアーへ参加をしようと思って牧場に来た方々ではなく、子どもの遊びなどが目的で来ていましたが、これに参加することにより、一転して環境を学ぶ事にスイッチが入った様子で、担当や各ブースで真剣に話を聞く姿がとても印象的でした。

もう一つのイベント！特別エコ企画として「人力発電でかき氷つくろう」ということで、みんなでペダルをこいで、人力で電気を起こして、エネルギーの大切さを体感していただき、あわせてかき氷も食べようという、チャレンジ企画を行いました！

４台の足こぎ発電機を使った人力発電。４人でやった場合は、４人分のかき氷ができるまでペダルをこぎ続けないと終わりません！なので、かき氷は発電体験の疲れにもってこいの食べ物だったのではないでしょうか。
氷・シロップにもこだわったおいしいかき氷に、参加者は大満足の様子！

ステージイベントでは、子ども未来館館長の「なおやマンショー」を始め、自分で作ったエコミニカーの「レース大会」、「草笛のを聴こう！草笛に親しもう！」山﨑　博様、「紙芝居」はたちの会の皆様、北相木村小学校へ山村留学に来ている子どもたちを中心とした「和太鼓・エイサー」北相木しんかの皆様の迫力ある演奏（両日で４回も演奏してくださいました！）や当局職員による「バイオリンコンサート」などのほか、アルクマ等のキャラクター出演などで会場を盛り上げてくれました。

環境フェアの開催により、多くの方に環境保全やエネルギーに関心を持っていただけることを期待しています。
出展・出店者、発表者、スタッフ、関係者の皆様ご協力をいただき感謝申し上げます。
来年も引き続き環境について学び、体験できる様々なイベントやブースなどを用意して開催できればと考えております。
みなさまご来場いただきありがとうございました。