2015.11.19 [ 佐久のおいしいもの ]
知っていますか?【アヒージョ】
こんにちは。商工観光課のウーラウータンです。
みなさんアヒージョという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アヒージョとはスペイン語で「ニンニク風味」を意味し、オリーブオイルとニンニクを使用して食材を丁寧に煮込んだマドリードの代表的な料理を指します。
「オイル煮」という言葉で言い換えられているとおり、煮込んだ食材もさることながら、食材の香り、エキスが染みでたオリーブオイルもたまらない逸品です。
そんな逸品が南佐久のこだわり食材で誕生しました!
商品はこちら↓↓
『信州サーモンのアヒージョ』(120g)と『岩魚のオイル煮』(120g)です\(◎o◎)/
開発したのは「八千穂漁業(佐久穂町)とたかちゃん・ふぁーむ(小海町)」で、それぞれの持ち味を活かしたコラボレーション商品です。
八千穂漁業は、信州サーモンやイワナなどを養殖し、『燻師(いぶし)』というブランドで、信州サーモン冷燻やソフトジャーキーなどに加工して販売しており、たかちゃん・ふぁーむは、地元の八ヶ岳山麓のジャージー牛乳をじっくり煮詰めたジャムなどを製造しています。
開発されたばかりの2つの商品を試食させていただけるということでたかちゃん・ふぁーむの事務所にお伺いし、試食させていただく前に、今回の共同開発に至ったきっかけや苦労された点などをお聞きしました。
(たかちゃん・ふぁーむの小池代表(写真左)と八千穂漁業の佐々木代表)
そもそも八千穂漁業で「びん詰めで小さな岩魚を使ったオイルサーディンを作ったらどうでしょうか」という従業員の方の提案から始まりました。新しい商品を模索していた佐々木代表が、設備は持っていないが挑戦したい!という衝動に突き動かされたのがきっかけだったそうです。
しかし、ひとくちに食品加工といっても、瓶詰めにするのか、乾燥させるのか、燻製にするのか様々な種類があります。それに伴い、意図した加工品にするために設備が必要となります。
商談会を通じて顔見知りだったこともあり、たかちゃん・ふぁーむの小池代表に構想を相談してみたところ、すぐに意気投合。
岩魚(八千穂漁業)×瓶詰めの加工技術(たかちゃん・ふぁーむ)
「見た目、骨、油・・・」開発過程で試行錯誤を繰り返し、完成に至るまでの苦労、失敗について話してくださったお二人の表情は屈託のない笑顔で、童心に帰られたようでした。
そんな苦労の詰まった、『岩魚のオイル煮』を試食させていただきました。
千曲川の支流大石川で育った岩魚を丁寧に3枚に下ろしてカットし、見た目も上品なひと品です。
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